「Zcashって、一体どんな通貨なんだろう…」

そう思っている人は少なくないでしょう。

イーサリアムやリップルなどのアルトコインと比べたら知名度は低いですが、ユーザーのプライバシー保護を得意とするZcashはそれを弱点とするビットコインの対抗馬となるような存在なのです!

この記事はコインオタクが特徴・価格・将来性などを徹底的にリサーチして仕上げたもので、Zcashについて誰よりも詳しくなれちゃいます。

この記事を読んでZcashについて詳しくなり、投資を始めてみましょう!


この記事のポイント

  • Zcashはプライバシー保護に強い通貨
  • スケーラビリティ問題が解決されれば将来性は高い!


仮想通貨Zcash(ZEC)とは?

仮想通貨Zcash(ZEC)の基本情報

通貨名(通貨単位):Zcash(ZEC)

公開日:2016年10月28日

発行上限枚数:21,000,000ZEC

時価総額:下記参照

国内取り扱い取引所:コインチェック

海外取り扱い取引所:Binance、Bittrex、Bitfinex、Poloniexなど

公式サイト:https://z.cash/

公式ツイッター:https://twitter.com/zcashco?la...

ホワイトペーパー:https://github.com/zcash/mpc/b...

ソースコード:https://github.com/zcash/zcash

Blockchain explorer:https://explorer.zcha.in/

bitcointalk(フォーラム):https://bitcointalk.org/index....


仮想通貨Zcash(ZEC)の特徴

Zcashは匿名性に特化した仮想通貨で、Zcashを用いると「誰が誰にいくら送った」という情報を第三者に知られることなく送金が可能です

MoneroやDashなどの仮想通貨も匿名性の高さで知られていますが、それらと比べてもZcashは一番匿名性が高いのです!

この通貨は2017年5月にJPモルガンと提携したことで一躍 "時の通貨"となり、話題を集めました。

匿名性が高いため、ビットコインを決済手段として考えたときに問題視されるプライバシーの問題を解決出来ます。

具体的に言うと、ビットコインは透明性が高いためブロックチェーンをたどると買い物の履歴や持っている資産額がバレてしまうという危険性があります。

そこで匿名性の高いZcashを用いることにより、個人のプライバシーを守ることができるのです

このことから、Zcashはビットコインにかわる仮想通貨になるのではないか、と期待されています。

一方で、この匿名性の高さが災いしてマネーロンダリングやインサイダー取引の温床になる危険性を孕んでいるのも事実です。 

Zcashの特徴

  • 一番匿名性の高い仮想通貨
  • 個人のプライバシー保護に強み

 

MoneroやDashなど他の匿名通貨についても知りたい方はこちら↓

仮想通貨モネロ(Monero)とは何なのか?DASHやZcashなど、他の匿名性通貨との違いは?様々な暗号技術が生み出す匿名性の高さの理由や、将来性やこれまでの価格推移についてわかりやすく説明します。


仮想通貨DASH(ダッシュ)を知ってますか?DASHとはそもそもなんなのか、買うべきなのか、価格は上がるのかなど、皆さんが気になるDASHの内容についてコインオタクがわかりやすく説明して本気でチャートや将来性を分析します!

 

Zcashの仕組み

ゼロ知識証明(Zk-Snark)

Zcashの匿名性は「ゼロ知識証明(Zk-Snark)」と呼ばれる技術により支えられています。ここではその仕組みについてわかりやすく説明していきましょう。

ゼロ知識証明は一言で言うと「内容を伝えないである事実が真実であるということを知識がゼロでも証明できる」という手法です。

例を挙げて見ていきます。

PさんとVさんの2人がこの場にいて部屋Aと部屋Bがあるとします。この2つの部屋はつながっていますがどちらかの部屋に移動するには暗証番号が必要です。

今二人はそれぞれある目的を持っています。

Pさん:暗証番号を知っていることをVさんに信じてもらいたいがその暗証番号自体は教えたくない。

Vさん:Pさんが正しい暗証番号を知っているかを確信したい。確信できたらPさんと取引しようと思っている。

Pさんはどちらの部屋に入るかは伝えないまま部屋Aか部屋Bのどちらかに入ります。例えばここでは部屋Aに入ったとしましょう。

Vさん「じゃあ出口Aから出てきて」

Pさん「わかった」

 Pさん、出口Aから出てくる。

Pさん「出てきたよーこれで証明できた?(暗証番号使わなかったな…)」

Vさん「いや、1回だけじゃ暗証番号知らなくても指定した出口から出てこれるっていう偶然が50%の確率で起こるじゃん」

Pさん「たしかに…(実際今回暗証番号いらなかったし笑)」

 そこで2人はこの動作を何回も繰り返します。この回数をn回とします。1回でも間違った出口から出てくれば取引は行われません。もしPさんが暗証番号を知らないのに偶然当たりを引き続ける確率P(n)は                      

                           

となります。例えばn=10なら0.1%を下回ります。これをもっと繰り返していくと0%に限りなく近づいていき、さすがにそんな偶然はないだろうと思ったVさんはPさんを信用します。

ここでVさんは「Pさんは暗証番号を知っている」ということ以外何もわかりません。これがゼロ知識証明です!これを利用してZcashは取引の匿名性を保っているのです。

シールドアドレス(shielded address)

Zcashの送金で用いられるアドレスには、transparent adress(トランザクションアドレス)shielded adress(シールドアドレス)の二種類があります。

トランザクションアドレスでは残高が公開されますが、シールドアドレスでは残高が公開されません

Zcashでは、この両方を使い分けることで匿名性の高さが担保されています。

エクイハッシュ(Equihash)

Zcashでは、エクイハッシュ(Equihash)と呼ばれるマイニングアルゴリズムが使われています。

このアルゴリズムは、ビットコインなどのマイニングに用いられる専用機器ASICを使ってマイニングすることができません。そのため、大規模な装置を用いたマイニングが行われにくく、一部のマイナーたちに利益を独占されることが少ないのです

Zcashは初めにICOを行っておらず、全てマイニングによって発行されています。そして、当初マイニング報酬を減額するスローマイニングという手法を採用していたことから他の通貨に比べて供給量が少なく、価格が上がりやすいと言われています

このような仕組みから、他の仮想通貨に比べてマイニング効率が高いことで知られています。

Zcashのマイニングについてはこちら↓ 

「匿名性の高いことでも有名なZcashのマイニングをしてみたい!けどマイニングって簡単にはできなさそう・・」そんな方でも大丈夫!特別な知識がなくてもPCで簡単にZcashのマイニングをする方法を解説します!

  

Zcashのチャート分析!過去の価格変動の要因は?

2018年までの主な価格変動

(2019年1月25日時点)

引用:Coingecko

【大暴落】2016年10月:Zcashがリリースされる

衝撃的な値動き…をしていますが投資商品、特に仮想通貨においてはよくあることです。一時は33万を超えましたがその後大暴落し、しばらくは5000〜6000円代を推移していました。


【高騰】2017年5月:銀行JPモルガンがゼロ知識証明を採用すると発表

ニューヨークに本社を置く世界屈指の銀行JPモルガンがZcashに使われている『ゼロ知識証明』を採用すると発表し、Zcashの価格は約1万円から約4万円にまで高騰しました。JPモルガンは銀行なので信用第一です。顧客の情報の管理に細心の注意を払うためこれを採用したのでしょう。ここからZcashの高騰劇が始まります。


【高騰】2018年12月〜1月上旬:アルトコインブーム

Zcashもリップル(XRP)やリスク(LSK)などとともにアルトコインブームに乗り、年始に価格が高騰しました


【暴落】2018年1月下旬:各国が次々に規制を発表

中国で取引所運営が禁止になったのをの皮切りに韓国、ドイツ、インドネシアなど各国が次々と仮想通貨の規制するという動きが起こりました。その結果、年始の暴騰の反動も相まって半分以下に暴落することとなりました。

【最新】ここ3ヶ月間の価格変動

(2019年1月25日時点)

引用:Coingecko

ここ3ヶ月間のトレンドに注目して見てみると、Zcashの価格は下落傾向にあると言えます。

11月に発生したビットコインキャッシュの分裂騒動で仮想通貨市場が暴落した影響を受け、11月の半ば以降価格を下げていっています。

そもそも仮想通貨市場自体が下落しているため、Zcashも例に漏れずその影響を受けているのです。


Zcashの問題点と将来性

政府の規制による暴落のリスク

Zcashが抱える問題としては、政府の規制による暴落のリスクが挙げられます。

Zcashは匿名性が高いことからマネーロンダリングやインサイダー取引などの不正に使われる危険性があり、それを懸念した各国政府から取引の規制を受ける可能性があります

そうなると、通貨への信用が落ちて価格が暴落してしまうことが考えられます

スケーラビリティ問題を解決できれば将来性は高い

さらに、Zcashにはスケーラビリティ問題と呼ばれる問題もあります。

このスケーラビリティ問題というのは、トランザクションのデータサイズが大きいために取引の数が多くなりすぎると処理が追いつかなくなってしまうことを言います。

この問題は匿名性の高い通貨で顕著になります。

匿名性を高く保つためには、相応のデータ容量を取引ごとに消費します。そこで送金するためのセットアップをするのに容量をたくさんかかってしまい、現実的に利用していくことが困難になっているのです。

Zcashでは匿名性の高い送金とその機能を使わない送金両方ができるのですが、現状では匿名性の高い送金を行うと送金に時間がかかりすぎてしまうため実際にはほとんどの送金が匿名性を高めずに行われています。

つまり、現状の取引ではZcashの強みがあまり活かせていないのです。


以上のようにまだまだ問題点を抱えるZcashですが、現在ある仮想通貨の中で最も匿名性が高く、ユーザーのプライバシーを守ることができるという強みがあります

今後ビットコインなどの仮想通貨の利用が広がるにつれ、プライバシー保護の観点は非常に重要になっていくでしょう。

そのため、Zcashの持つ匿名性が評価され注目度が高まることは十分に考えられます。

スケーラビリティ問題が解決され、実用化が進めばかなり将来性の高い仮装通貨であると言えるでしょう

ただし、上に挙げたように匿名性の高さから政府の規制を受けやすくなるという点には注意が必要と言えます。

 スケーラビリティ問題についてはこちら↓ 

ビットコインの値動きにも大きく影響し、ビットコインの分裂騒動にも大きく関係しているスケーラビリティ問題ですが、実際に何がそんなに騒がれるのか、わかっていない方も多いのではないでしょうか。詳しく知らない方でもわかりやすいように解説します!

 

Zcashを購入するには?おすすめの取引所3選!

現在国内取引所で取り扱いがないため、Zcashを手に入れるには海外取引所に登録する必要があります。

2019年1月現在Zcashを扱っている主な取引所は以下です。

HitBTC、Huobi、Bit-Z、Bitfinex、WEX、Poloniex、Binance、Bitterx、Kraken(海外取引所のみ)


この中からコインオタクおすすめの取引所を3つ紹介していきましょう!

Zcashを購入できるおすすめ取引所

  • 手数料が安いBinance
  • 世界最大規模のBittrex
  • 日本語・日本円対応のKraken

 

Binance(バイナンス)

バイナンスは彗星のごとく登場しユーザー数が激増している仮装通貨取引所です。

約半年でアルトコインの取引量が世界最大になるなど実績が良いです。

取扱い通貨の種類も1000種類以上と非常に多く、使いやすいことで評判です。さらに手数料も0.1%ととても安いです


一方、日本語対応していない、日本円での取引ができない、会社としての信用がまだそこまでないというデメリットもあります。

Binanceはこんな人にオススメ!

  • 多くの種類の仮想通貨に投資してみたい
  • 手数料を安く抑えたい

 

BinanceでZcashを安く購入する!

詳しくはこちらをご覧ください。

この記事では、Binanceの使い方(登録方法・入金方法・取引方法・出金方法)を順を追って解説していきます。海外取引所なので英語表記ですが、実際のBinance の取引画像を挿入して分かりやすく説明します。

 

Bittrex(ビットレックス)


続いて、おすすめするのはビットレックスです。

ビットレックスも取り扱い通貨数が250種類以上と多く、世界一の仮想通貨取引高を誇ります

また、これまでに大きなハッキング被害がないことからわかるようにセキュリティが高いことも魅力的です。

さらに、問い合わせに対するサポートが早く、基本的に数時間・遅くても一日以内に返信をくれるので、問題が発生した時にも安心です。


一方で、日本語に対応していない、レバレッジ取引ができないなどの不便な点もあります。

Bittrexはこんな人にオススメ!

  • 知名度の高い取引所がいい
  • セキュリティ重視

 BittrexでZcashを購入する!

 詳しくはこちらをご覧ください。

Bittrex(ビットレックス)は、取り扱い通貨数がとても豊富な海外取引所です。そんなBittrexの特徴や手数料、口座開設方法、取引方法など詳しく解説します。また、スマホで取引する方法も解説しています!

 

Kraken(クラーケン)

クラーケンは上二つほど有名ではありませんが海外取引所としては珍しく日本語に対応しており、日本円でビットコインを買うことが出来る日本人フレンドリーな取引所です。さらに手数料も0〜0.26%と低いです。


ただ、知名度が低く会社の信用度は大手に比べたら高くはないようです。

※現在日本居住者向けの新規口座開設が中止になっています。

Krakenはこんな人にオススメ!

  • 日本語、日本円対応の取引所がいい
  • 手数料を安く抑えたい

 

KrakenでZcashを購入する!

 詳しくはこちらをご覧ください。

「そろそろ国内の取引所じゃ満足できなくなってきたかも」「でも、どこを選べばいいのかわからない・・・」そんなあなたに、実績のある海外大手取引所、Krakenを紹介します!メリット、デメリットや実際の使い方まで詳しく解説!

 

Zcashの気になるQ&A

Zcashのマイニングプール(mining pool)ってなに?

徒党を組んでマイニングをしその報酬を分配するグループのことをプールといいます。ただ、仮想通貨一般にいえることですが電気代の高い日本でマイニングすることは収益率からいってあまりオススメしません。

Zcashは今後投資しても良いのか?

上記のチャート分析によるとアルトコインブームも終わりバブルが弾けたという印象ですが、Zcashの高い匿名性はビットコインが抱えていたプライバシーの問題を解決するという点で将来性があり、今後伸びる可能性は大いにあると言えます。
※投資は自己責任で行いましょう!

仮想通貨Zcashのまとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では、Zcashについて余すところなく解説してきました!

Zcashはその匿名性の高さを保証する「ゼロ知識証明」という技術から、注目を集めている仮想通貨です。

公開当初に高騰した価格に比べると現在は下がっていますが、スケーラビリティ問題が解決されれば今後伸びていく可能性が期待できそうです。

その将来性に期待して、Zcashへの投資を始めてみてはいかがでしょうか。


Zcashまとめ

  • Zcashはゼロ知識証明を用いて個人情報保護が可能
  • スケーラビリティ問題が解決されれば将来性は高い

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