「ビットコインの時価総額が9,100億円を突破したらしい」
こんなことが言われていますし、ビットコインの利用も急速に拡大しています。
とはいえ、
「ビットコインの具体的な使い方は?」「どうやってビットコインを保管するの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事ではそんなビットコインの使い方に関するお悩みを、
暗号資産の専門家コインパートナーが解決します。
5分くらいで読めますし、疑問が解消される可能性が高いのでまずはご一読を!
ビットコインの使い方を
ざっくりまとめると…
ビットフライヤーは、実店舗で決済する時に便利です。
例えばビックカメラ全店舗にて、10秒で決済が完了します。
資産はコールドウォレットで管理しながら、普段の決済ではビットフライヤーで。
時と場合で、使い分けるようしましょう。
実店舗で使うなら
目次
ビットコインは通常の買い物で代金の支払いとして使うこともできます。
SuicaやPASMOなど、交通系ICカードによる支払いをイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
カードそのものがウォレットにあたり、カードに入ってる金額がビットコインに対応しています。
近年のビットコインブームにより、ビットコイン決済できる店舗が増えてきています。
今後はより一層、ビットコイン支払いが普及していくでしょう。
最近ではビットコインによる公共料金の支払いができるようになってきました。
例えばコインチェックの「Coincheckでんき」では、ビットコインで電気代が払えます。
またビットコインで払うことで、4~6%割引されて節約にもなります。
またコインチェックの「Coincheckガス」では、
の2パターンから選ぶことができます。
ビットコインを使うことで料金が割引されたり、何もせずにビットコインをもらえるなど、公共料金の支払いにもお得なプランがあります。
これらのサービスを利用するには、コインチェックの口座開設が必要なので注意しましょう。
ビットコインに興味を持っている人の大半が、ビットコインを投資先として見ているのではないでしょうか。
Trading Viewより(2021年2月26日時点)
このチャートを見る通り、2021年はじめにかけて4.5倍の爆上がりを見せています。
このように注目が集まる理由に、大手企業・金融大手の参入が挙げられます。
2021年に入ってからは、米電気自動車メーカー テスラ社が15億ドル(1,600億円相当)分のBTCを購入したことが挙げられます。
その後は、米老舗銀行で世界最大手の信託銀行バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの仮想通貨カストディサービス参入、クレジットカード大手マスターカードなどが参入してきています。
(引用:COINPOST「相次ぐ企業のビットコイン市場参入 米国規制とBTC大口保有企業の新たな動き」)
ビットコインは2021年も数多くの企業から注目を集めており、今後も期待できるでしょう。
取引手数料が無料
病気などで困っている人を、ビットコインで支援しようという活動が広まっています。
Coincheckでは「熊本地震被災者への支援」「世界の子どもにワクチンを」などといった、テーマに沿ってクラウドファンディングのような形て寄付を募るサービスを行なっています。
またbitFlyerでは、ユーザーが寄付用アドレスにビットコインを送金するだけで日本赤十字社へ寄付ができるサービス「BITCOIN DONATIONS」を始めています。
寄付をするなら
ウォレットを準備しよう
ビットコインを始めるにはまず、自分のビットコインを保管しておく専用のお財布のようなものを作る必要があります。
このお財布は、ウォレットと呼ばれています。
実際のところ、取引所でビットコインを買ったまま使うことはできます。
しかし、ハッキングのリスクや取引所が破綻するリスクもあり、とても安心して使うことができません。
例えば最近では、セキュリティが強いと評判であったBITPointが2019年7月にハッキング被害を受け、30億円以上失っています。
ビットコインが紛失してからでは遅いので、しっかりウォレットを作っておきましょう。
ウォレットは通貨の保管場所によって、以下の5種類に分類されます。
PC上のウォレットでオフライン環境で管理できるウォレットです。
手軽に利用でき、ウェブウォレットよりもセキュリティに優れているのが特徴です。
インターネット上で管理できるウォレットです。
この管理方法により、他のウォレットと比べてハッキングリスクが高いです。
ウェブウォレットを利用する場合は、少額のみ入れておきましょう。
iPhoneやAndroid上のアプリとして作動するウォレットです。
持ち運びできる点が魅力で、店舗利用する際は基本的にモバイルウォレットからの支払いになるでしょう。
しかしウェブウォレットと同様にセキュリティ面でのリスクはあるため多額の保管は避けましょう。
紙によって保管をするウォレットです。
最も安全な保管方法の一つで、長期の保管を行うときに利用します。
専用の端末で保管を行います。
オフライン環境で保管されるため、ペーパーウォレットと並びセキュリティ面では安心できるウォレットです。
Ledger Nano SもTrezorも、セキュリティに優れた優秀なウォレットです。
見た目・取り扱っている通貨の種類などを比較して、Ledger Nano SとTrezorのどちらかを使うことをオススメします。
Ledger Nano Sは世界で最も有名で人気なハードウェアウォレットの一つです。
ビットコインだけでなくイーサリアムやリップルといった暗号資産(仮想通貨)も保管できます。
対応通貨数が1,200種類を超え本体の価格が1万円弱というのは、コスパが良いと言えるでしょう。
TrezorはLedger Nano Sと並び、代表的なハードウェアウォレットです。
価格はLedger Nano Sより少し高いです。
Trezor自体はイーサリアムを取り扱うことはできません。
しかしETH専用ウォレット「MyEtherWallet」と連携することができるので、事実上取り扱っていると言えるでしょう。
Trezorには最新の暗号技術が使われており、そのソフトウェアは全てオープンソースとして公開されているため、第三者によってその中身を監査することが可能です。透明性を確保することにより、バックドアのない安全性を保証しています。
(引用:Zaif「Trezor」)
ビックカメラでの使い方
ビットフライヤーのウォレットで購入することができます。
1会計につき10万円相当のビットコインを上限に、ビックカメラ全店舗で利用できます。
支払い方法は、
のたったの3ステップ。
慣れてしまえば10秒ほどで購入ができ、簡単に決済することができます。
取引所のウォレットは、ハードウォレットなどに比べるとセキュリティ面で劣ります。
しかしビックカメラでの決済に関しては、bitFlyer以外のウォレットを使うと送金の確認に時間がかかります。
ですのでビックカメラで使う分だけ、bitFlyerのウォレットでも保管しましょう。
ビックカメラで買い物するなら
実際に利用した人の多くは「QRコードを探すだけで決済ができるので、便利だった」という感想を持ったようです。
クレジットカード払いは暗証番号の入力やサインが手間で、現金払いではお釣りをもらうことも面倒だと感じる人もいます。
そんな方には、ビットコイン決済の手軽さは魅力的なようです。
試験運用の段階でビットコイン決済を試した人が
・bitFlyer以外のウォレットを使っている場合一定時間内に送金ができない
・一定時間内に送金が完了しないと取引が無効になる
ということからビットコイン決済をしない方が良い、という書き込みをして少し話題になりました。
しかしビックカメラによると、
とのことなので、書き込みは単なる煽りにすぎなかったと言えるでしょう。
ビットコインをスマホで簡単に使う方法
モバイルウォレットについておさらいすると、iPhoneやAndroid上で動作するウォレットで、持ち運びに便利です。
実店舗でのビットコイン決済のほとんどが、モバイルウォレットからになります。
その支払い方法はQRコードを読み込むもので、10秒程度で決済が完了します。
breadwalletは、iOS・Androidの両方に対応しています。
海外のウォレットですが日本語対応なので、英語が苦手な人でも安心して使うことができます。
操作画面はシンプルで、また秘密鍵を端末で保存できるのでハッキングのリスク低いです。
注意点として、ビットコインの単位が「b」と表記されています。
CopayはiOS・Androidだけでなく、mac・Windows・linuxにも対応しています。
セキュリティも優秀でデザインも洗練されていて使いやすいです。
ウォレット内でビットコインの売買ができるのが、他のモバイルウォレットとの違いです。
ビットコインを使える店は、こちらのサイトと簡単に検索することができます!
動画を配信したりオンラインゲームを提供するネットショップです。
DMM内では専用のポイントが使われますが、このポイントをビットコインで買うことができます。
チケットキャンプは、ユーザー同士がコンサートやスポーツ観戦などのチケットを売買するサイトです。
2017年の8月からビットコイン決済が導入されました。
六本木にあるカリフォルニア料理店です。
日本で初めてビットコインを導入したレストランであると言われています。
銀座にあるブランド品を取り扱っているお店です。
バッグやアクセサリー、時計などをビットコインで購入することができます。
原宿にあるレンタル着物屋です。
主に外国人の利用が多く、ビットコイン対応も早かったようです。
京都のトラディショナル・バーです。
こちらもやはり海外のお客さんがよく来ます。
癒ロイドは大阪にある萌え系メイドカフェです。
メイドカフェでもビットコインが使えるは、珍しいでしょう。
One Gengoは英会話教室です。
この教室では、日本で唯一英語を教える国際資格をもつ先生がインストラクターを務めています。
英会話教室の授業料もビットコインで支払えるというわけです。
ビットコインを使うメリット
ビットコインでの送金は経済的・時間的コストが小さいです。
例えば銀行での海外への送金は多額の手数料がかかったり、土日の振り込みは15時をすぎると反映が翌日になるなど、不便なことがあります。
しかしビットコイン決済であれば、海外送金への手数料が無料かとても安く、送金時間も10分程度と短いです。
ビットコインは中央機関が管理していないことで、価値の保存ができ誰にも干渉されることがありません。
管理する機関がいないことで
などの利点が挙げられます。
このことから、株式や為替とは異なり、誰にも干渉されない価値保存ができる資産と言えるでしょう。
法定通貨との違いなど、詳しい説明はこちらをご覧ください⇩
ビットコインを使うデメリット
ビットコインに限らず金融商品全般でもいえますが、デメリットに価格変動が挙げられます。
価格が暴落した場合、資産が激減してしまう可能性があります。
取引所・ウォレットのセキュリティは徐々に上がっていますが、ハッキングされない保証はありません。
特に海外ではハッキング被害に遭いビットコインが盗まれたという事件も起きています。
国による干渉を受けないので、被害を受けても補償は受けられません。
しかしハッキングリスクを低減する方法はあるので、対策をしておきましょう。
ビットコインで得をした人
「ビットコイン界の神」と呼ばれている人です。
彼は2011年にビットコインがまだ1BTC=1ドルほどの時にラジオでその存在を知りました。
その後詳しく調べて多額のビットコインを買い、ビットコイン価格を大幅に上昇させた人です。
現在は年の半分を日本で過ごしているそうです。
彼は30歳の時にビットコインに出会い、1BTC=20円の時に5000BTC購入しました。
その後価格が上がるとその資産を元に、ビットコイン取引所であるTradehill Bitcoin Exchangeを創業して成功を納めています。
ビットコインで損をした人
2014年におよそ10万円分のビットコインを購入しました。
しかし彼は買ったビットコインを、当時最大手の取引所マウントゴックスに置いたままでした。
その数日後に、マウントゴックスがハッカーによる攻撃を受けて破綻。
マウントゴックス事件に巻き込まれ、ビットコインを失ってしまいました。
ビットコインを買ったらすぐに、ウォレットに移して保管するようにしましょう。
平成ノブシコブシの吉村は1BTC5万円くらいの時に20BTC購入しました。
しかしその後すぐに価格が下落したため、1BTC=4.5万円の時に慌てて損切り。
これでおよそ10万円の損となってしまいましたが、その後ビットコインの価格はどんどん上がっていきます。
今では100倍以上の価格がついているので悔しい思いをしたようです。
このことから分かるように、利確のタイミングを見極めるのはとても重要です。
学んでおいて損はないでしょう!
いかがでしたか?
ビットコインの使い道としては投資というイメージが強かったかもしれません。
確かにビットコインで一儲けしている人はたくさんいますし、価格は上昇していくでしょう
他にも、ビットコイン決済ができる店舗なども紹介した通り、ビットコインの使い道は投資だけでなく幅広い分野に拡大してきています。
日本ではオリンピックに向けてビットコインが利用できる機会がどんどん増えていくでしょう。
ですので、今からビットコインの使い方をマスターしておきましょう。
ビットコインを使うなら