こんにちは、コインパートナーです。6月16日からの今週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
先週のビットコイン(BTC/USDT)は5万9000ドル台まで下押ししたあと反発に転じ、本日は6万6700ドル付近まで値を戻しています。週間ベースでは+4%超の上昇となり、直近の底値圏からは持ち直した形です。
ただし、日足の移動平均線(MA)は依然としてすべて下向きで推移しており、中長期的なトレンドは下落方向のままです。今回の反発はあくまで短期的なリバウンドと捉え、ロングは控えめにしておきたい局面と考えています。4時間足では短期的な上昇が続いており、4時間足200MAが位置する7万185ドル付近までの続伸余地があると見ています。
そして今週最大の注目イベントは、日本時間6月18日(木)早朝に発表されるFOMC政策金利です。ウォーシュ新議長による初の会見と、今後の金利見通しを示すドットプロット(経済見通し)の公表が予定されており、結果次第ではビットコインも大きく動く可能性があります。週後半にかけては値動きが荒くなりやすいため、ポジション管理に注意したい一週間です。
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ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
日足チャートでは、各MA(移動平均線)がすべて下向きに推移しており、中長期的なトレンドは依然として下落方向を示唆しています。価格は2025年10月の高値(12万ドル台)から続く下降並行チャネルの中段で推移しており、上値は重い状況が続いています。
直近では6万5000ドルをサポートとして反発しており、このラインを維持できている間は短期的なロングも検討できます。一方で、6万5000ドルを明確に割り込んだ場合は、直近安値の5万9829ドル付近まで再び底値を試す展開が予想されるため注意が必要です。
上値の目処としては、まず7万ドル付近が意識されます。ここを上抜けても、その上には日足MAが帯状に控えており、中長期的には依然として強いレジスタンスゾーンとなっています。
BTC/USDT4時間足チャート
4時間足では、短期MAが上向きに転換し、価格が下から各MAを上抜けていく反発局面に入っています。底値圏からの切り返しが続いており、短期的には買い優勢の地合いです。
注目したいのは、4時間足の200MAが7万ドル付近に位置している点です。短期的な上昇の勢いを踏まえると、この200MAが集まるレジスタンス帯までは続伸する可能性が高いと見ています。当面の上値ターゲットは6万9000ドル〜7万ドル付近です。
RSIは現在64付近で推移しており、買われすぎ圏(70以上)を目前にした水準です。まだ若干の上昇余地は残されていますが、過熱感が出始めているのも事実です。7万ドル付近のレジスタンスまで到達したとしても、いったん戻り売り圧力が強まる可能性が高く、利益確定や反落に警戒したいところです。
総じて、4時間足の短期反発と日足の下落トレンドが綱引きをしている状態です。短期的な上昇を狙いつつも、日足トレンドが下向きである以上、上値での深追いは禁物と考えています。
今週の注目指標
今週は、ビットコイン相場に大きなインパクトを与える可能性のあるFOMC(連邦公開市場委員会)政策金利発表が予定されています。
- 6月18日(木) 午前3時:FOMC政策金利発表 ※日本時間
- 6月18日(木) 午前3時30分:ウォーシュ議長 記者会見 ※日本時間
- あわせて、今後の金利見通しを示すドットプロット(経済見通し・SEP)も公表されます
今回のFOMCは、新たに就任したウォーシュ議長にとって初めての会見の場となります。政策金利については、現行の3.50〜3.75%で据え置きとなるのが市場のメインシナリオです。そのため、金利の数字そのものよりも、ドットプロットが示す今後の利下げ・利上げの方向性と、議長の会見トーン(タカ派かハト派か)に市場の注目が集まります。
仮に利下げを示唆するハト派的な内容となれば、リスクオンの流れからビットコインの上昇が期待できます。一方で、インフレ警戒からタカ派的な姿勢が示された場合は、上値が抑えられ、いったん下落するリスクに警戒が必要です。直近の金利先物市場では利下げよりむしろ利上げ観測がやや優勢との見方もあり、サプライズには注意したいところです。
発表は日本時間の早朝にあたり、前後でボラティリティ(値動きの大きさ)が拡大しやすい時間帯です。FOMC通過までは様子見ムードが強まりやすいため、週前半〜半ばはポジション調整の動きにも留意しておきましょう。
今週の理想の注文ポイント
今週は4時間足の短期反発を活かしたロング目線が基本となります。ただし、日足トレンドが下落方向である以上、深追いは避け、利益確定を早めに行う姿勢が重要です。また、FOMCを控えているため、大きなポジションは控えめにし、発表前後の急変動に備えておきましょう。
- エントリー:6万5000ドル付近への押し目で買い注文
- 利益確定:6万9000ドルで利確
- 損切り:6万4500ドル下抜けで損切り
- エントリー:7万ドル付近での戻り売り
- 利益確定:6万ドルで利確
- 損切り:7万2000ドル上定着で損切り
なお、6万5000ドルを明確に割り込んだ場合は、短期反発の終了と下落トレンド回帰のサインと捉えられます。その場合は無理にロングを狙わず、6万ドル方向への下落を見据えたショート目線への切り替えも視野に入れておきましょう。
相場一言アドバイス
下降並行チャネルと200MAの見方
下降並行チャネルとは、高値同士・安値同士を結んだ2本の平行な線で価格の動きを囲んだものです。価格はチャネルの中を上下しながら、全体として下方向に推移します。現在のビットコインはこのチャネルの中段におり、上限(レジスタンス)付近には4時間足の200MAも重なっています。複数のレジスタンスが集まる価格帯は、それだけ反落しやすいポイントになるため、戻り売りを狙う際の目安として有効です。
「反発」と「トレンド転換」は別物
下落相場の途中では、しばしば短期的な反発(リバウンド)が起こります。しかし、これは必ずしもトレンドが上昇に転換したことを意味しません。日足MAがすべて下向きの状態が続いている間は、あくまで「下落トレンド中の一時的な戻り」と捉えるのが基本です。MAの傾きが上向きに変わり、価格がMAの上に定着して初めて、本格的なトレンド転換と判断できます。焦って高値でロングを掴まないよう注意しましょう。
FOMC週のトレード心得
・FOMC発表前後はボラティリティが急拡大しやすく、想定外の方向に大きく振られることがあります
・大きなロット(取引量)でのポジションは避け、いつもより資金管理を厳格にしましょう
・損切りラインを必ず設定し、発表をまたいでポジションを持ち越す場合は特に慎重に判断しましょう
