こんにちは、コインパートナーです。12月22日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
先週のビットコイン(BTC/USDT)は、FOMC後の売り圧力が継続し、一時8万5000ドル付近まで下落する場面がありました。12月10日のFOMCでは市場予想通り25bpsの利下げが決定されましたが、2026年の利下げペース鈍化が示唆される「ホーキッシュカット」となったことで、リスク資産全般に売りが広がりました。週末にかけては8万9000ドル付近まで反発しており、現在は下落の並行チャネルを上抜けるかどうかの重要な局面を迎えています。
今週はいよいよクリスマス相場に突入します。12月25日(水)は米国市場が休場となり、24日も早期クローズとなるため、市場参加者が大幅に減少します。流動性が低下する中で、大口による仕掛け的な売買が入りやすいタイミングです。テクニカル的には、4時間足で下落チャネルを上抜けつつあり、このまま定着できれば9万5000ドル付近までの反発が期待できます。ただし、日足MAは依然として下向きであり、上昇しても上値は限定的と見ています。基本的にはロングは短期目線、上昇後にショートが有効な戦略となるでしょう。
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート

日足チャートでは、10月の史上最高値12万6000ドルからの下降トレンドが継続しています。短期移動平均線(25日MA)と長期移動平均線(75日MA、200日MA)はいずれも下向きに推移しており、デッドクロス状態が継続しています。
現在価格は約8万9000ドル付近で推移しており、主要な移動平均線をすべて下回っている状況です。日足ベースではMAが上値抵抗線として機能しており、仮に反発上昇があったとしても9万5000ドル付近のMA密集地帯で跳ね返される可能性が高いと見ています。
サポートラインとしては8万5000ドルが重要であり、このラインを明確に割り込んだ場合は8万ドル付近までの下落リスクが高まります。
BTC/USDT4時間足チャート

4時間足では、これまで継続していた下降並行チャネルを上抜けしつつある状況です。先週末にかけて反発し、チャネル上限を突破する動きを見せています。現在は短期MAが価格をサポートしており、このMAにサポートされながら上昇を継続できるかが今週の最大の注目ポイントです。
4時間足200MAは現在9万2000ドル付近に位置しており、ここが直近の重要なレジスタンスとして意識されています。チャネル上抜けに成功し、200MAを明確に突破できれば、次のレジスタンスである9万5000ドル付近までの上昇が見込めます。
ただし、4時間足RSIは50〜60付近まで回復しており、ここからさらに上昇するには追加の買い材料が必要です。クリスマス週で出来高が減少する中、9万3000から9万5000ドル付近のレジスタンス突破には相当の買い圧力が必要となるでしょう。
現状の分析では、チャネル上抜け後の反発は一時的なものにとどまる可能性が高く、9万3000以上に上昇することがあれば戻り売りが有効と見ています。
今週の注目指標
今週はクリスマス週のため、市場インパクトの大きな指標は限定的ですが、以下の発表には注意が必要です。
12月23日(火)22:30
米国 GDP(第3四半期・改定値)
第3四半期GDPの改定値が発表されます。速報値では年率3.2%成長が報告されており、改定値でも同水準が予想されています。予想を大きく上回る強い結果となった場合、「経済が堅調=利下げペース鈍化」の連想からビットコインには一時的な売り圧力がかかる可能性があります。
12月24日(水)22:30
米国 新規失業保険申請件数
クリスマスイブの発表となりますが、新規失業保険申請件数は毎週注目される指標です。予想(22万件)を大きく上回る増加となった場合、労働市場の悪化懸念からリスクオフの動きが強まる可能性があります。
今週の注目の注文ポイントについて解説します。
今週は下落チャネル上抜けを受けた反発局面と、クリスマス相場の薄商いが交錯する難しい週となります。基本的には買いは短期目線、上昇後にショートが有効です。
- エントリー9万3000から9万5000ドル段階的に売り注文
- 利益確定8万ドルで全利確
- 損切り9万5000ドル上定着で損切り
- エントリー9万ドル上定着で買い注文
- 利益確定9万3000ドルで利確
- 損切り8万8000ドル下定着で損切り
相場一言アドバイス
「サンタクロースラリー」は本当に起きるのか?
株式市場では「サンタクロースラリー」と呼ばれる年末の上昇傾向が知られていますが、ビットコインにおいてはこのアノマリーは必ずしも当てはまりません。
ビットコインの過去のデータを見ると、12月の勝率は約50%程度(6勝5敗)であり、必ずしも強い月とは言えません。特に10月・11月が下落した場合、12月も下落する傾向が顕著に見られます。2021年12月は約17%の下落、2022年12月も約4%の下落を記録しています。
今年(2025年)への示唆
2025年は10月に史上最高値126,000ドルを記録した後、11月・12月と下落が続いています。過去のパターンからは、年末にかけても弱含む可能性が高いと言えます。
クリスマス相場で注意すべきポイント
・ポジションサイズは通常の半分以下に抑える
・ストップロスは通常より広めに設定(ストップハンティング対策)
・急騰・急落には飛び乗らず、落ち着いてから判断
・12月26日以降の出来高回復を待ってからエントリー
サンタクロースラリーへの期待は持ちつつも、リスク管理を徹底し、無理なエントリーは避けることが今週の最重要ポイントです。年末年始を穏やかに過ごすためにも、ポジションは軽めに保つことをおすすめします。
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