ここんにちは、コインパートナーです。10月6日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
ビットコインは先週、歴史的な動きを見せました。10月5日(土)に史上最高値となる125,700ドルを記録し、8月につけた前回高値124,500ドルを突破しました。週初めから上昇が続き、わずか1週間で10%以上の上昇率を記録する強烈な上昇相場となりました。この急騰の背景には米国政府シャットダウンの長期化による”リスク資産への資金流入”と、BlackRockのiBIT ETFが90億ドルを突破し米国ETF上位20位に入るなど、ETFへの記録的な資金流入が挙げられます。
現在のビットコイン価格は123,500ドル前後で推移しており、史上最高値から2,500ドル程度の調整に留まっています。テクニカル的には4時間足、日足ともにRSIが78.6と買われすぎ圏に達しており、短期的な過熱感が見られます。しかし、全てのMA(移動平均線)が上向きを維持しており、中長期的なトレンドは依然として強気です。
10月は歴史的に「Pumptober」や「Uptober」と呼ばれる強気相場になりやすい月であり、今年も期待が高まっています。今週は史上最高値更新後の調整がどこまで進むか、それとも調整を経ずに更なる上昇を見せるのか、重要な局面となります。また、今週は大型の経済指標発表が少ないため、テクニカル要因が価格を動かす可能性が高いと見ています。
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート

BTCドミナンス日足チャート

今週のエントリーポイント

テクニカル分析
4時間足チャートでは、ビットコインは10月初旬から綺麗な上昇チャネルを形成しています。10月1日の115,000ドル付近から始まった上昇相場は、チャネル内で小さな調整を挟みながらも着実に上昇を続け、10月6日に126,300ドルの史上最高値に到達しました。
現在は123,800ドル前後で推移しており、重要なサポートラインである122,000ドル〜124,000ドルのゾーンで支えられています。RSIは一時84まで上昇し加熱していましたが、現在は57まで下落してきております。
短期的な注目ポイントは122,000ドルのサポートラインです。ここを明確に下抜けする場合、120,000ドル、さらには上昇チャネルのセンターラインである118,000ドル付近まで調整が入る可能性があります。一方、126,300ドルを突破できれば、次のターゲットは心理的節目である130,000ドルとなるでしょう。
日足チャートでは、より大局的な上昇トレンドが確認できます。9月末に109,000ドル付近のチャネル下限まで調整を入れた後、10月に入ってから力強い反発を見せています。これは典型的な「押し目買い」が成功したパターンであり、トレンドの強さを物語っています。
また、20MA、50MA、100MAの全てが上向きで推移しており、いわゆる「パーフェクトオーダー」の状態を維持しています。これは強気トレンドが健在であることを示す重要なシグナルです。
現在はチャネル上限で抑え付けられており一時的な調整局面入りを示唆しており、下値目処は直近の上昇波(108,500ドル→126,200ドル)に対するフィボナッチリトレースメント23.6%押しの122,000ドル、38.2%押しの119,400ドル、50%押しでチャネル中央線と重なる117,500ドル付近が候補となります。
以上のテクニカル分析から、今週は押し目があれば積極的に買いで立ち回りたいと考えています。
今週の注目指標
10月9日(木)22時30分
失業保険申請件数
米国の週次失業保険申請件数が発表されます。この指標は労働市場の健全性を測る先行指標として注目されており、申請件数が予想より少なければ経済の堅調さを示し、リスク資産であるビットコインにはポジティブな材料となります。逆に予想を大きく上回る申請件数が報告された場合、景気後退懸念が高まりビットコインが売られる可能性があります。ただし、この指標単独で大きな価格変動を引き起こすことは少ないため、参考程度に見ておくと良いでしょう。
今週の特徴
今週は大型経済指標の発表が少ない週となっています。次の重要指標は10月15日(水)のCPI(消費者物価指数)発表、そして10月28日〜29日のFOMC(米連邦公開市場委員会)となります。このため、今週は経済指標よりもテクニカル要因や市場センチメント、ETF資金流入の動向が価格を左右すると予想されます。米国政府シャットダウンの進展状況にも注目です。
今週の注目の注文ポイントについて解説します。
- エントリー118,000USDT売り注文
- 利益確定130,000USDTで利確
- 損切り116,000USDT下定着で損切り
相場一言アドバイス
史上最高値更新後の「追いかけ買い」は危険? 正しいエントリータイミングの見極め方
ビットコインが10月5日に史上最高値125,700ドルを更新したことで、多くのトレーダーが「乗り遅れた」と感じているかもしれません。SNSやコミュニティでは「今すぐ買わないと置いていかれる」という焦りの声も聞こえてきます。しかし、史上最高値更新後の「追いかけ買い」は、最も危険なトレードの一つです。
なぜ追いかけ買いが危険なのか?
史上最高値を更新した直後は、既に多くの投資家が利益を抱えている状態です。そのため、わずかな調整でも利益確定売りが殺到し、思わぬ急落に巻き込まれるリスクが高まります。特に今回のようにRSIが80を超える買われすぎ水準にある場合、短期的な調整は避けられない可能性が高いのです。
実際、過去のビットコイン相場を振り返ると、史上最高値更新後に即座に調整が入るケースは少なくありません。2021年4月に64,000ドルの高値をつけた際も、その後数週間で30%近い下落を経験しました。2024年8月の前回高値124,500ドルの際も、その後10日間で約10%の調整が入りました。
では、どうすればいいのか?
答えは「押し目を待つ」ことです。史上最高値更新後は、必ずと言っていいほど調整局面が訪れます。その調整で重要なサポートライン(現在であれば122,000ドルや120,000ドル)まで価格が下がったタイミングこそが、リスクを抑えた良いエントリーポイントとなります。
今回の相場で言えば、122,000ドル〜124,000ドルのゾーンには20MA、50MA、100MAという強固なサポートが集中しています。このゾーンでの反発を確認してからエントリーすれば、損切りラインを明確に設定でき、リスクリワード比の良いトレードが可能になります。
「乗り遅れる」という幻想を捨てる
強気相場では「今すぐ買わないと手遅れになる」という焦りが生まれますが、これは幻想です。ビットコインが130,000ドルや150,000ドルを目指すのであれば、122,000ドルで買っても125,700ドルで買っても、最終的なリターンに大きな差はありません。むしろ、無理に高値掴みして損切りに追い込まれる方が、よほど機会損失となります。
優れたトレーダーは「待つ」ことができる人です。焦って追いかけるのではなく、相場が自分の想定したポイントまで来るのを冷静に待つ。この姿勢こそが、長期的に勝ち続けるための秘訣なのです。
史上最高値更新は確かに興奮するニュースですが、そこで冷静さを失わず、テクニカル分析に基づいた合理的な判断を下すことが何より重要です。今週は「押し目を待つ」ことを心がけ、感情的なトレードは避けましょう。
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