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「ビットコインの半減期ってなんのことだろう?」
「次の半減期で価格が上がるのか知りたい!」
そう思って調べている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、「そもそも半減期ってなんだ」という初心者から、「次の半減期に大きく儲けたい!」という上級者まで、ビットコインの半減期についてわかりやすく解説していきます。
半減期に関連したビットコインの仕組み・過去3回の半減期後のチャート分析・利益をあげる方法までまるっと解説するので、ぜひ最後までご参考ください。
投資戦略は万全ですか?
目次
半減期という仕組みを理解するにはまず、ビットコインのブロックチェーンとマイニング(採掘)というシステムを理解しなければなりません。ここでは簡単に説明しましょう。
まずビットコインには中央管理者が存在しません。
そのためネットワークの参加者たちで取引の内容を記録していく必要があります。
この取引記録をまとめたものをブロックチェーンと呼びますが、ブロックチェーンに正確に取引記録を記入できた人には報酬としてビットコインが与えられる仕組みになっています。
この一連の流れのことをマイニングといいます。
世界中の人々はまだ世の中に出回っていないビットコインをマイニング(採掘)するために、ブロックチェーンを繋いでいくのです。
ブロックチェーンの詳しい仕組みについてはこちら。
マイニングの詳しい仕組みについてはこちら。
半減期とはずばり、マイニングにおける報酬が半分になってしまうタイミングのことです。
半減期は21万ブロックが生成されるごとに訪れるよう設定されています。
そして1ブロックの生成には約10分かかるため、半減期は約4年に一回生じることになります。
ただこの4年に一回というのは、結果としてそうなっているだけであり、本質的にはブロックの生成速度で決まっています。
実際にブロックの生成速度は、ブロックの計算難易度・マイナー(マイニングする人)たちの競争に影響を受けるため、10分ぴったりではありません。
ビットコイン誕生当初 | 50BTC |
2012年の半減期後 | 25BTC |
2016年の半減期後 | 12.5BTC |
2020年の半減期後 | 6.25BTC←今ココ! |
2024年の半減期後 |
3.125BTC |
次回の半減期は2024年ごろと言われていますが、これまでの傾向からいくと半減期は4年よりも少し早まるかもしれません。
例えば、 円やドルなどは中央銀行が発行量を管理しているので、インフレになったら発行量を減らし、デフレになったら増やすといったコントロールができますよね。
実際にコロナ禍では、日銀が大規模な金融緩和を行いました。
しかしビットコインには中央管理者がいないため、発行量を随時コントロールするということができません。
そこでまず作られたのが発行上限です。
ビットコインの発行上限は2100万BTCと決められており、これが変わることはありません。発行上限が決まっているなら、誰もが上限に達する前にビットコインが欲しいと思うでしょう。
ですがここでまた一つ、新たな問題が発生してしまいます。
それは発行上限に達するまでずっと同じペースでビットコインがマイニングされると、急激なインフレがおきてしまう可能性があるということです。
そこで考えだされた仕組みこそが半減期です。
ビットコインにおけるマイニングはBTCの新規発行とみなせるので、マイニング報酬を半分にするタイミングを設けることで、新規発行されすぎるのを防いでいます。
こうすることで、緩やかにビットコインの価値を上げることができるのです。
実際に過去3回の半減期後は、チャートの傾きが緩やかになっていることがわかります。
そして、長期的に見てビットコインの市場価格は伸び続けていることも読み取れますね。
2024年の半減期まで余裕のある今は、まさに"絶好の買い時"と言えるのではないでしょうか。
長期投資戦略は万全ですか?
ここからは2012年・2016年・2020年の半減期後に、それぞれどういった値動きをしたのかを振り返っていきます。
振り返りの後には、3度の半減期の考察をまとめますので、そちらだけ見ていただいても構いません。
1回目の半減期は2012年の11月に訪れました。
当時の価格は約11.7ドル(約1,000円程度)でしたので、現在と比べるとかなり低いですね。
チャートを見てみると、半減期の4ヶ月後の2013年3月ごろにはキプロスショックの影響を大きく受け、一時240ドルまで上昇しています。
その後、約半年間は基本横ばいで推移しています。
そして中国でのビットコイン取引量が急増したことが大きな要因となり、10月〜12月ごろにかけて鰻登りの上昇を見せました。
2013年11月に最高で1,130ドルまで上昇したので、半減期からちょうど一年で約100倍にも価格が上がっていることがわかります。
2回目の半減期は2016年7月に訪れました。
当時の価格は約650ドルでした。
2016年中は緩やかに上昇していますが、2017年に入り急激に価格が上がっていることがわかりますね。
2017年4月に日本で改正資金決済法が施行されました。
この法律の内容をざっくりまとめると「国が仮想通貨を決済手段として正式に認める」というものでした。
国家がビットコインをはじめとする仮想通貨のことを認めたのは、世界的に見てもこれが初めてだったため、市場にポジティブな影響を与えたのではと考えられます。
3回目の半減期は2020年5月に訪れました。
数ヶ月前にコロナショックの影響で暴落してしまっていた価格も、半減期が近づくにつれて以前の水準まで回復。
8月に入ると、イーサリアム系の銘柄(特にDeFi銘柄)が高騰した影響を受け、ビットコインも前月比27%程度まで上昇しました。
その後いったんは落ち着くものの、10月〜11月にかけて大きな上昇を見せています。2017年の仮想通貨バブル以来初の2万ドルを更新するのではと言われるほどの勢いでした。
このころは、アメリカの超大手企業が数十億〜数百億円単位でビットコインを大量購入したことや、大手金融グループのCitiバンクが機関投資家にむけて作成したレポートに「21年12月までにビットコインは318,000ドル(約3,000万円)になる」との予想が書かれていたこと、などのプラス要因が重なっています。
ここまで振り返ってきましたが、たしかに半減期のあとに価格は上昇していたものの、どれも要因は全く別々のものばかりでしたね。
一見何も共通点がなさそうですが、実はここに重要なポイントがあります。
それは半減期を迎えるとビットコインの価値は上がりやすくなるということです。
どういうことなのか図を用いて見てきましょう。
例えば、現在のビットコイン価格が上図のオレンジ部分(均衡点)だとします。
この時、半減期によって新たなコインの供給が減るとどうなるでしょうか。
するとこのように、供給曲線が左へ動くことで価格(均衡点)が上昇します。
もちろんこれは需要が変化しない・または需要が減少しないことが前提です。
ですが、すでにビットコインが世界中で普及し始めていることや、仮想通貨に関する法整備が着々と整ってきていることを踏まえると、需要曲線が大きく左へずれることは考えにくいと言えます。
そして供給曲線は半減期を迎えるごとに今後も左へずれていきます。(発行上限もあるため右へずれることもありません)
そのためビットコインは半減期を迎えるごとに価値が上がりやすくなっていると考えられます。
価値の保存手段とは、自分の財産を長い時間蓄えておくことのできるもののことです。
代表的なものだと金(ゴールド)が有名です。
ゴールドは地球上で発掘できる量が決まっており、その見事な美しさ故に求める人が絶えません。さらにどこかの国が作っているわけでもないため、国の情勢による直接的な影響も受けません。
つまり基本的には、時間がたてばたつほど価値が上昇していく性質を持っているのです。
ビットコインとゴールドにはこのような共通点があります。
これらの性質からビットコインを「デジタルゴールド」と呼ぶ人もいます。
さらにビットコインはスマホ一つで、どんなに莫大な資産でもかんたんに持ち運ぶことが可能です。これはゴールドよりも特に優れている点だと言えます。
このようにビットコインは"価値の保存手段"としてとても優れているのです。
あなたは今、毎月どれくらいのお金を銀行に預けていますか?
ご存知の通り今の日本では、銀行にお金を預けていても、それが増えるということはありません。
ですがその貯金をビットコインに変えてみるとどうでしょうか?
今までは時間がたっても価値が変わらなかったものを、有効に活用することができますね。
先ほどの分析を踏まえても、ビットコインは長気目線での投資先としてぴったりだと言えるでしょう。
こちらの記事↓は「ビットコインを毎月1万円積み立てるとどうなるのか」を分析したレポートになっています。ぜひご参考ください。
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半減期とは、ビットコインの新規発行を抑制するためのシステムだと先ほど説明しました。
しかしビットコインには発行上限があり、新規発行が抑制されたとしてもいつか上限に達する日が来るはずです。
もし今のペースを保ったままビットコインが順調にマイニングされた場合、最後のビットコインがマイニングされるのは2140年ごろだと言われています。
これを機に、ビットコインを新規発行するためのマイニングが行われることはなくなります。
しかしビットコインのエコシステムを稼働し続けるためには、マイニング作業を続けることが必須です。
これまでマイニングによる報酬として新規発行分のビットコインを獲得する権利を得られていましたが、2140年以降はトランザクション手数料のみがマイナーの利益となります。
ビットコインのトランザクションでは、取引手数料が高いモノを優先的にマイニングプールから取り出して選ぶことができるので、高いモノから順に処理されていきます。
ひとたび流通量が一定量に達すると、インセンティブを取引手数料として払うことが可能になり、ビットコインは規定以上流通することはないのでインフレから完全に解き放たれることになるのです。
半減期というシステムはビットコインの新規発行を抑制するという目的以外に、マイナーのインセンティブ(誘因)を抑えるという役割もあります。
マイニングには膨大な計算量を要すため、マイナーたちは計算処理能力の高いコンピュータを駆使して計算を行っています。
しかしこれには電気代がかなりかかるので、マイニング報酬よりもコストが上回る場合にはマイニングをしません。
半減期で報酬を減らすことにより、うまくマイニングまでコントロールしているわけです。
しかし近年、量子コンピュータというものが注目されています。
量子コンピュータとは、今までのコンピュータとは違った方法で演算ができる次世代のコンピュータのことで、計算能力は従来よりも飛躍的に向上します。
もしこれを使って低コストでマイニングができるようになったら、半減期というシステムは機能するのでしょうか?
そしてそもそも、それだけの演算速度があればブロックチェーン上の記録まで改ざんできてしまうかもしれません。
もしかしたらビットコインの価値が新たな技術によって脅かされる日が来るのかもしれませんね。
この記事では、ビットコインの初心者から上級者までが楽しめる内容を盛り込みました。
半減期という仕組みは、ビットコインの価値を市場原理とインセンティブによってコントロールするという非常によく考えられたものです。
半減期を経るごとに、ビットコインの希少性は増していくでしょう。
ぜひこの記事で読んだことを活かして投資判断をしていただければ幸いです。
論文から学びたい方はこちらのビットコインのホワイトペーパーをご覧ください!
長期投資戦略、一緒に考えます!