大手取引所bybitが中国人ユーザーの利用規制へ

5月25日19時ころ、大手デリバティブ取引所のbybitが中国人ユーザーの停止を発表。
サービス制限は来月6月15日に実行され、具体的には中国国内の電話番号に紐づくユーザーをアカウントの凍結や、抜け道であるAPIの利用も規制する措置が取られる。
bybitは2020年にも中国国内のIPを制限する対策を取っていたが、今回はそれを上回る対応となっており、今回の中国の規制に対して厳戒態勢で臨むことがうかがえる。
広がる取引所の厳戒態勢
実はbybitの他にも大手仮想通貨取引所フォビ(Huobi)が一部の事業で縮小/停止を実施し、中国本土でのマイニング機器のホスティングサービスを停止することを、発表していた。
Huobiは中国人投資家を対象として大きくサービスを展開しており、ビットコイン業界にもハッシュレートやマイニングプールなどで大きな影響を持っていた。そのため市場もこのニュースには非常に驚き、結果的には先週末のビットコイン市場は下落となっている
これらbybit、Huobiの動きは、中国の色々な当局から仮想通貨取引やマイニングに対して警告されたことが直接的な影響だ。この警告自体は2017年に規制が発表されたときの影響は限定的だったが、今回の取引所様子から規制の本気度が伺えてしまう。
今後の展開

このような動きに伴い、ドル連動型コインUSDT(テザー)を人民元に変える動きが高まっている。これは中国の投資家が暗号資産から撤退しており、これ以上の損失を被らないために早めに逃げているのであろう。
仮想通貨市場における、中国の影響は非常に大きい。もしこのまま中国マネーが流入しにくい状況が続くとすれば、市場もしばらくは下火となってしまう可能性も十分に考えられる。
中国の規制に対して、各業界関係者がどのような措置をとるかには十分に目を見張る必要があるであろう。
合わせてUSDT/人民元の値動きも併せて確認しておこう。
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