SECによるリップル社起訴事案、各アナリストや著名CEOらの反応は?
SEC(米証券取引委員会)によるリップル(Ripple)社提訴報道を受けて、過去わずか数日間で一時約20%もの暴落を記録した仮想通貨XRP。
そんなリップル社の今後の動向およびXRP市場について、各仮想通貨アナリストや著名CEOらはいかなる見解を示しているのか、以下で見ていく。
リップル社・XRPとSECの”有価証券問題”、その概要とは

(Source: https://cryptopotato.com/ripple-price-analysis/)
「SEC(米証券取引委員会)がリップル社を提訴する」との報道を受けて、警戒が強まりつつある仮想通貨業界。
本日、SECは訴訟事案について詳細を明らかにし、「XRPを有価証券とみなし、証券法の投資家保護違反で訴える」との見方が広がっている。
仮想通貨を有価証券とみなすかどうかについては、これまでも業界関係者の間で論争が続いていたところ、SECは代表的な仮想通貨の「ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は発行が分散化されているため、有価証券ではない。」との見方を明らかにしていた。
その一方で、XRPの位置づけについては不明確であった。
今回の件について、リップル社はあくまで「XRPは通貨だ」として、SECに反論しており、今後の動向に各業界から大きな注目が集まっている。
「リップル社にとってはかなり悪いこと」「XRP=シットコイン」業界関係者の反応はざまざま
そんなリップル社およびXRPについて、仮想通貨業界のアナリストや著名CEOらはいかなる反応を示しているのか。
Compound Financeの法律顧問を務める「Jake Chervinsky」氏(@jchervinsky)は、自身の3.5万人超のフォロワーに向けて以下のように主張した。
「これはリップル社にとってはかなり悪いことです。正確には最悪のケースではありませんが、それは“証券詐欺”か、それに近しいものであるでしょう。 XRPが、有価証券だと見なされた場合、基本的に役に立たないでしょう。(中略)(今後行われるであろう)各幹部への請求は、注目に値します。」
This is quite bad for Ripple. Not exactly worst case, that’d be securities fraud, but close.
XRP is basically useless if deemed a security. Alleging violations through present day is a kill shot. Charging individual executives is remarkable.
This is the SEC playing hardball.
— Jake Chervinsky (@jchervinsky) December 22, 2020
また、オンチェーンアナリストとして、Twitterにて約17.9万人ものフォロワーを誇る「Willy Woo」氏(@woonomic)は、「わたしたちはXRPに関するビジネスモデルを知っていますが、すべてが実にクールです。」と語るなど、リップルコミュニティを盛り上げた。
Ripple Labs: We have stopped dumping our treasury of XRP onto the market. I know we have been doing it for 7 years, and its our business model, but you know, everything is cool. Nothing to see here.
XRP Army: Buy more, no sell pressure!
SEC: Speechless ?
— Willy Woo (@woonomic) December 22, 2020
さらに、イーサリアムの共同創設者であるVitalik Buterin氏もリップル社について言及。
Vitalik Buterin氏は、以前リップル社によって「ビットコインとイーサリアムが中国の支配下にある」と非難されたことにも言及した上で、XRPを「shitcoin(シットコイン=将来性や投機的価値が見出されない低価値・無価値の仮想通貨の総称)」だと指摘した。
Looks like the Ripple/XRP team is sinking to new levels of strangeness. They’re claiming that their shitcoin should not be called a security for *public policy reasons*, namely because Bitcoin and Ethereum are “Chinese-controlled”. ??https://t.co/ts02JqrTrB pic.twitter.com/mKwEzGIetk
— vitalik.eth (@VitalikButerin) December 22, 2020
そして、Cinneamhain VenturesのパートナーAdam Cochran氏(@AdamScochran)は、仮想通貨取引所BeaxyがXRP上場を廃止したことを報告した。
なお、執筆現在時点でBeaxyの他にもCross Tower がXRP上場廃止を発表している。
両仮想通貨取引所は比較的小規模な取引所で、2019年-2020年の後発組ではあるものの、はやくもSECによるリップル社起訴の影響は業界にも出始めている模様。
Looks like @BeaxyExchange is the first to delist $XRP because of SEC lawsuit.
I would have expected a bigger exchange to pull the trigger first – but I think we’ll see a lot follow suit over the next few days. pic.twitter.com/c9ezUuXTtD
— Adam Cochran (@AdamScochran) December 22, 2020
アナリストや著名CEOによって今回の事案に対して反応はさまざまだが、XRP市場にはじわじわと暗雲が漂う。
執筆現在(12月23日16時半現在)、XRP価格は0.46ドル(約47.58円)前後を推移しており、引き続き不安定な状況が続いている。
米仮想通貨メディアcryptopotato.comは、「XRP価格は約0.20ドル(約20.69円)、そして最悪の場合、さらなる弱気相場にまで後退する可能性がある。」と報じ、警戒感を強める。
今後、リップル社の対応次第では、XRP市場はさらなる影響を受ける可能性が大きく、2020年末も仮想通貨市場から目が離せない展開が続きそうだ。
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この記事は、cryptopotato.comの「XRP Selloff Intensifies as Industry Leaders Lament Ripple Demise.」を参考にして作成されています。