主要な中央銀行6行によるデジタル法定通貨の協議グループが発足すると日銀公式ホームページで発表された。
カナダ銀行、イングランド銀行、日本銀行、欧州中央銀行、スウェーデン・リクスバンク、スイス国民銀行といった六カ国の中央銀行および国際決済銀行(BIS)が参加している。
日銀の発表によると、このグループではCBDCの活用のあり方、クロスボーダーの相互運用性を含む経済面、機能面、技術面での設計の選択肢を評価するとともに、先端的な技術について知見を共有する。
今や世界的トレンドとなったCBDCだが、その背景にはFaceBookによる暗号資産(仮想通貨)Libraの開発がある。
Libraの開発に触発され、各国中央銀行は独自のデジタル法定通貨発行へ向けて一斉にかじを切った。
特にCBDCの開発に積極的なのは中国で、昨年11月にもデジタル人民元の構想を発表した。
この中国がCBDCの先駆者となる動きに対する反発は欧米で強く、今回のグループ発足はそれを牽制する効果がありそうだ。
このニュースを受け、CBDC開発競争は今後更に勢いを増すことになるだろう。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner