アメリカの大手仮想通貨取引所クラーケンのCEOがデジタル人民元は米ドルの支配的な地位を脅かすとの見解を述べた。

世界ナンバーワンになりたい中国とその座を譲りたくないアメリカの対立は必至で、市場のリスク要因となる可能性がある。

仮想通貨版人民元はドルのハイパーインフレを引き起こしうる

仮想通貨取引所クラーケンのCEOジェシー・パウエル氏はYouTubeチャンネル「Crypto Trader」のインタビューに答え、アメリカは中国の中銀発行デジタル通貨(CBDC)に恐れを抱いているとの見解を示した。

パウエル氏は、「アメリカは世界の金融における支配的な地位を退きたくなく、勝てるポジションを維持したいだろう」と指摘。

「米ドルは世界の準備通貨であり、その立場を失えば多くを失う。ハイパーインフレを引き起こすだろう」と述べた。

中国は100カ国以上が参加する巨大経済圏「一帯一路」にデジタル人民元を普及させる構えがあると見られ、米ドルから基軸通貨の座を奪う可能性がある。

各国の外貨準備として蓄えられていた米ドルがデジタル人民元に置き換わり、市場に大量に流れれば供給過剰に陥るだろう。

米ドルの価値が下落して、米国がハイパーインフレを引き起こすという最悪の事態をパウエル氏は想定している。

そうならないためにアメリカはデジタル人民元の流通を抑える手を打つに違いない。

少数民族の人権問題にまで波及している米中通商交渉の争点がさらに増えることになりかねず、市場にとってはリスク要因となるだろう。

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