韓国の仮想通貨取引高が一年で激減

韓国の暗号資産(仮想通貨)取引高が一年前に比べて激減している海外メディアが指摘した。

韓国では度重なる大手取引所のハッキングの被害などが原因で、暗号資産(仮想通貨)取引に対する関心が薄れつつある。

特にイーサリアムでその傾向は顕著で、2018年には全世界の対ETH取引高の35〜40%を占めていたコリアウォンは、現在では約0.3%程度でしかない。

ただでさえ暗号資産(仮想通貨)の取引高が低迷していたうえ、先月27日に発生した韓国最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所UpBitでのイーサリアム盗難事件がさらなる追い打ちとなってしまった。

しかし、市場が停滞しているとはいえ、アルトコイン需要は高まりを見せつつあるという。

韓国の暗号資産(仮想通貨)コミュニティKryptoSeoulを運営するErica Kang氏は「韓国の暗号資産(仮想通貨)投資家たちは、これまでの取引で負けた分をアルトコイン取引で取り返そうと機会を伺っている」と語った。

実際に、先月のハッキングによってイーサリアムが盗まれた後、UpBit内では一部アルトコインの価格が倍になるなど需要が高まったようだ。

しかし、これらは一過性のものであり、残念ながら市場の拡大を後押しすることはなさそうだ。

アジアの主要暗号資産(仮想通貨)市場の一つであった韓国だが、かつての活気を見ることはもうできないかもしれない。

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