米上場のビットコインマイニング大手Riot PlatformsとHut 8は11月4日、2026年第3四半期決算で暗号資産(仮想通貨)ビットコイン計2万3366BTCを売却したと発表した。RiotはAIデータセンター開発と債務返済に、Hut 8は自社株買いに充てた。
Riotの売却量は2026年1〜9月で2万264BTC、売却額は約15億ドルとなった。第3四半期だけで1万599BTCを売却し、同四半期の生産量1637BTCの約6.5倍に達した。9月末の保有量は2418BTCで、年初の1万8005BTCから大きく減少した。
同社は売却資金の主な使途について、「主としてデータセンター開発資金に充てた」と説明した。あわせてコインベースの2億ドル信用枠を全額返済して終了し、9月末時点の現金とBTCの合計保有は9億5020万ドルとなった。
Riotはテキサス州コルシカーナのキャンパスで、匿名のAI企業と15年間、910MWのトリプルネットリース契約を締結した。初期契約総額は約280億ドル、年平均では約18億ドルとなる。既存契約を含む契約済み容量は1151MW、長期契約収益は約380億ドルに拡大した。
Hut 8は第3四半期に954BTC、10月に2148BTCを売却し、計3102BTCで約2億5020万ドルを調達した。この資金で約333万株の自社株を買い戻し、11月2日には買戻し承認枠を10億ドルへ拡大した。
9月末時点のHut 8の保有量は、自社分が約8360BTC、子会社アメリカン・ビットコインが約8427BTCだった。今回の売却は、AI関連設備投資や資本政策に振り向ける動きを示した。
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