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マスターカードとBVNK、法定通貨とステーブルコインを単一APIで扱う新基盤を提供開始

2026年10月16日 12:02  Arai Yu

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マスターカードとBVNK(ビーブイエヌケー)は10月15日、法定通貨とステーブルコインを単一APIで管理できる「Mastercard Global Money Platform」の提供を開始した。銀行やフィンテック、一般企業は、自社サービスにステーブルコイン関連の決済・送金機能を組み込みやすくなる。

同プラットフォームでは、法定通貨とステーブルコインを並行して保有できる複数通貨口座、リアルタイムの通貨変換、ステーブルコイン連動カード、現地通貨建ての銀行振込を一体で提供する。銀行振込はマスターカードの送金網「Mastercard Move」を通じて実行し、保有残高は加盟店での支払いや現地銀行口座への送金に使える。

導入企業は単一APIでこれらの機能を自社サービスに組み込んで提供できる。初期導入企業にはヌーベイ(Nuvei)とマルケタ(Marqeta)が含まれる。ステーブルコイン連動カードは130超の国で発行可能となる。

Mastercard Moveは17億超のエンドポイントに接続しており、2027年には40通貨超、200超の国・地域への拡大を予定する。マスターカードのブロックチェーン・デジタル資産部門で執行副社長を務めるラジ・ダモダラン(Raj Dhamodharan)氏は、「商取引の未来は、複数の形態のマネーの相互運用性の上に築かれると、我々は考えている」と述べた。

今回の提供開始は、BVNK買収後の初の大型統合案件にあたる。買収は2026年8月に完了しており、取引額は最大18億ドルだった。

同プラットフォームは、マスターカードの決済インフラとBVNKのステーブルコイン機能を組み合わせたモジュール式の基盤として提供される。企業向けに多通貨管理、変換、カード発行、銀行送金を一括で扱える枠組みだ。

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