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ビットコイン・イーサリアム・リップル伸び悩み|仮想通貨はPCE後も長期金利上昇が重し

2026年10月1日 14:44  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は9月30日から10月1日昼にかけて伸び悩みました。1日午後1時56分時点でビットコイン(BTC)は8万4019ドルで期間0.32%高、イーサリアム(ETH)は2706ドルで0.20%安、リップル(XRP)は1.50ドルで2.70%安です。

30日夜の米PCE物価指数を受けて上げたものの、米長期金利の上昇に押し戻されました。7〜9月期は3銘柄とも4割を超える上昇でした。

【指標発表】米8月PCE、本日発表|10月利上げを左右する物価指標、ビットコインへの影響とは

ビットコイン、1週間ぶりの高値から反落

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコインはPCE発表後に買われ、30日22時過ぎに8万5650ドルと1週間ぶりの高値をつけました。米国株の取引開始直後の22時35分から売りが急に強まり、23時半には8万3373ドルまで下げています。

上昇の途中で積み上がった先物の買いが、一気に手じまわれた形です。1日午後には8万4000ドル台を取り戻し、4時間足では20期間移動平均の8万3574ドルを上回っています。

イーサリアム、7〜9月期は70%高で終える

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは30日21時56分に2739ドルまで上げましたが、23時35分には2668ドルまで下げました。1日午後には2700ドル台を取り戻しています。

1日9時に確定した7〜9月期は70.87%高で、2021年1〜3月期以来の上昇率でした。4時間足では20期間移動平均の2681ドルを上回っています。

リップル、1.54ドルで頭打ち

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は30日未明に1.47ドル台まで下げたあと持ち直し、PCE発表後の22時32分に1.54ドルまで上げました。その後は米国時間の売りに押され、23時33分には1.49ドルまで下げています。

1日午後は1.50ドル台に戻しました。7〜9月期は43.26%高で、2024年10〜12月期以来の上昇率です。4時間足では20期間移動平均の1.50ドルをわずかに上回っています。

強い景気指標が金利を押し上げる

30日21時30分発表の8月のPCE物価指数は、前年比3.4%と予想の3.7%を下回りました。10月の利上げ確率は前日の約51%から約37%に下がり、暗号資産も買われました。ただ、予想を下回ったのは算出方法の見直しの影響が大きいとの指摘も出ています。

同時に出た4〜6月期のGDP確定値は上方修正され、22時45分のシカゴPMIも予想を大きく上回りました。景気の強さから米10年債利回りは5.29%で引け、2002年5月以来の高さです。利息を生まない金とともに、暗号資産も売られました。米国の現物BTC ETFも30日は純流出となり、9営業日続いた流入が止まっています。

今後の展望は今夜のISMとあすの雇用統計

本日23時に9月のISM製造業景況指数が発表され、予想は55.0です。あす2日21時30分には9月の米雇用統計が控え、非農業部門雇用者数は9万人増の予想です。上振れなら利上げ観測と長期金利の上昇が再び強まり、下振れなら買い戻しが入りやすくなります。

BTCは8万3373ドルを保ちつつ8万5650ドルを上抜けられるか、ETHは2739ドル、XRPは1.54ドルの高値を再び試せるかが焦点です。

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