メタプラネット(3350)は9月25日午前11時時点で293円と、前日終値288円から5円高の1.74%高で続伸しており、9月4日以来の水準をつけました。
ただし寄り付きは前日終値を4円下回る284円で、24日の18.52%高の反動が出ています。売りが吸収されたのは、米10年債利回りが24日に一時5.22%と19年ぶりの高水準をつけるなかでも、BTC(ビットコイン)が同日18時台の8万2875ドルで下げ止まり、23時台に8万4942ドルまで戻していたためです。
ビットコイン、8万4000ドル台で横ばい|米金利19年ぶり高水準でもBTCは下げ止まりか
当日の値動き

284円で寄り付いたあと、9時5分までに292円へ戻しました。以降は291円から296円の狭いレンジで、10時54分に当日高値の296円をつけています。当日の上げ幅は、ほぼ寄り付き直後の5分で作られました。
東京時間に入ってからは株価が0.34%高、BTCが0.17%高とどちらもほとんど動いていません。5分足のリターンで見た両者の相関はマイナス0.26で、日中は連動していない状態です。出来高は11時時点で1032万株と、前日の5448万株から大きく減っています。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
24日に上抜けた25日移動平均275.4円の上を保っています。5日移動平均251.0円と75日移動平均244.3円はいずれも下方にあり、次の関門は200日移動平均324.5円です。PBRは1.16倍と、16日の0.88倍から切り上がりました。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
9時台の安値282円から10時台は292円まで切り上がり、10時54分の296円が当日高値です。前日の高値294円を上回った水準を保っています。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
BTC価格が1340万円台まで上がり、Bitcoin NAV(評価額)は5769億円となりました。未実現損益はマイナス823億円(マイナス12.5%)と、24日のマイナス903億円(マイナス13.7%)から80億円縮んでいます。
1株あたりNAV(希薄化前)は422.89円で、株価293円はその0.69倍です。企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.86倍と24日から変わっていません。会社側の開示は24日以降ゼロで、評価を動かしたのはBTC価格だけです。
今後の株価の焦点
本日17時にデリビットで四半期オプションが満期を迎えます。建玉は17万908BTC、想定元本は144億ドルで、マックスペインは7万8000ドルと現在値を6000ドル以上下回ります。満期までは上値が重くなりやすい一方、通過後は需給の重しが外れます。
金利の高止まりは続いています。10月の利上げ確率は66%から約70%へ上がり、24日には円が一時1ドル159円04銭まで下落しました。円安は円建てのNAVを支える一方、米金利の上昇はBTCそのものの上値を抑えます。現物ETFには17日から23日までの5営業日で26億5310万ドルが流入しており、需給と金利が逆を向いた状態が続いています。
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