暗号資産(仮想通貨)市場は9月24日から25日午前にかけて横ばいでした。25日正午時点でビットコイン(BTC)は8万4328ドルで期間0.24%安、イーサリアム(ETH)は2680ドルで0.13%高、XRPは1.52ドルで0.09%高です。
ただし期間中は一度大きく振れています。24日夕方に米金利の上昇で売られ、米国時間に入って戻しました。25日未明に発覚したBitgetの大型流出は、現時点では値動きに表れていません。
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ビットゲット、8万2875ドルを底に切り返す

ビットコインは24日17時20分から下げ足を速め、18時35分に8万2875ドルの安値をつけました。戻りが始まったのは21時45分ごろで、23時25分には8万4942ドルまで上げています。
米10年債利回りはその後25日3時に5.179%まで上げ直しましたが、BTCは戻した水準を保ちました。4時間足では20期間移動平均を下回る一方、200期間移動平均は6%以上下にあります。先物の建玉は期間中に5.7%減り、戻り局面でも建て直されていません。下値を試しても清算が連鎖しにくい状態です。
イーサリアム、2600ドルで踏みとどまる

イーサリアムは24日18時30分に2600ドルまで売られました。安値からの戻りは3.1%で、期間を通すとほぼ変わらずです。
4時間足では20期間移動平均の2717ドルを下回り、BTCと同じ並びです。先物の建玉は期間中に2.7%減り、資金調達率もプラス圏ながら0.003%前後にとどまります。買い持ちの偏りはほとんど残っていません。
リップル、安値から7%上げる

リップル(XRP)は24日19時30分の1.45ドルから、25日9時20分に1.56ドルまで7.5%上げました。安値からの戻りは5.4%と3銘柄で最大です。
4時間足では20期間移動平均の1.53ドルを挟む水準まで戻し、3銘柄で最もこの線に近い位置にあります。200期間移動平均からの乖離も8.4%と最大です。ただしXRP固有の新しい材料は見当たらず、前日に7%超売られた反動と見るのが自然です。
値動きの背景|金利の上げ下げに素直に連動
下げも戻りも金利で説明がつきます。ウィリアムズ総裁が追加利上げに触れた17時10分と、BTCが下げ始めた時刻が重なりました。10年債利回りは一時5.2251%と19年ぶりの高水準です。
戻りは21時45分から23時にかけてで、この間に利回りは3ベーシスポイント下がりました。BTCはこの1時間40分で1.7%上げています。21時30分の新規失業保険申請件数は19万7000件と予想を下回り、23時の新築住宅販売も68万4000件と予想を上回りましたが、米株はほぼ動いていません。現物ETFには23日までの5営業日で26億5310万ドルが流入しており、押し目を支える資金は続いています。
今後の展望|本日17時の四半期満期
本日25日17時にデリビットの四半期オプション満期を迎えます。BTCの建玉は約18万2000BTC、想定元本は約156億ドルです。マックスペインは7万5000〜7万6000ドルと現値より9000ドル前後低く、満期までは上値が重くなりやすくなります。
21時30分には米耐久財受注が出ます。上振れなら利上げ観測が強まって戻りを抑え、下振れなら買い直しが入りやすくなります。注目は4時間足の20期間移動平均で、この線を回復できるかが分かれ目です。
ビットコイン、8万4000ドル台で横ばい|米金利19年ぶり高水準でもBTCは下げ止まりか
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