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メタプラネット、株価246円まで下落|ビットコイン7万ドル割れとETF資金流出が直撃

2026年6月3日 13:02  Arai Yu

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2026年6月2日のメタプラネット(3350)は、前日比9.49%安の267円で取引を終えました。翌6月3日も売りが続き、午前の取引時間中には246円(前日比7.87%安)まで水準を切り下げています。

きっかけとなったのは、ビットコイン(BTC)が節目の7万ドルを割り込み、ビットコイン現物ETFから4億8380万ドルの資金が流出したことです。BTC価格に連動しやすい同社株は、保有ビットコインの含み損拡大とあいまって下押し圧力を強めました。

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当日の値動き

6月2日は285円で寄り付いた後、上値の重い展開が続き、安値267円まで売り込まれてそのまま安値引けとなりました。高値は297円で、値幅は約30円と荒い値動きでした。出来高は3337万株と直近で膨らみ、短期筋の売りが優勢となったことがうかがえます。

前日6月1日の終値は295円であり、わずか1営業日で9.49%安と下落幅が拡大しました。続く6月3日も寄り付きから戻りは鈍く、午前時点で246円まで下げ、2営業日で約16%の下落となっています。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、5月下旬からの軟調な地合いが続き、各移動平均線を下回る弱い形状となっています。6月2日に節目の安値を更新したことで下降トレンドが鮮明となり、短期・中期の移動平均線はいずれも下向きに転じています。

3ヶ月リターンはマイナス32.4%、1年リターンはマイナス81.7%と中長期でも調整局面にあり、トレンド転換には明確な反発のシグナルが必要とみられます。当面は売られ過ぎ感からの自律反発があるかが焦点となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、6月2日の取引を通じて戻りを売られる展開が続き、安値圏での推移となりました。寄り付き後に短期的な反発を試す場面もありましたが、上値では戻り売りに押され、サポートを下抜けると下げが加速しました。

6月3日午前も同様に、戻りの鈍さが続いています。短期的には246円近辺がいったんの下値メドとなる一方、戻りを試す局面では267円前後が上値抵抗として意識されやすい状況です。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

同社のビットコイン保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。直近の買い増しは3月31日の5075BTCで、本分析期間中の新規購入はありません。

BTC価格の下落を受け、保有ビットコインの評価額にあたるBitcoin NAVは4275億円まで目減りし、未実現損益はマイナス1959億円(マイナス31.4%)と含み損が拡大しています。時価総額は3149億円、企業価値(EV)は3764億円で、企業価値をビットコインNAVと比較したEV mNAVは0.88倍と1倍割れが続いています。1株あたりNAV(希薄化前)は334円であり、株価246円はこれを大きく下回る水準にあります。

今後の株価の焦点

短期的には、6月3日午前につけた246円近辺が下値サポートとして機能するかが当面の焦点です。上値については、直近で安値引けとなった267円前後、さらに6月1日終値の295円が戻りのレジスタンスとして意識されます。

株価がビットコインNAVを下回るmNAV1倍割れの状態が続いており、株価の反転にはビットコイン相場の底入れが不可欠とみられます。ビットコイン現物ETFの資金フローや為替動向、そして同社による追加の買い増しや資本政策の開示が、今後の需給を左右する材料として注目されます。

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