ストラテジー社が32BTCを売却したとの報道を受け、ビットコインは6月1日に一時7万2000ドルを割り込みました。売却規模は同社の総保有量に対して0.0038%未満にとどまります。数量としては小さい一方、長期保有で知られる企業の売却が伝わったことで、市場は短時間で反応しました。
小規模な売却でも価格が動いた理由
売却の発端となったのは、ストラテジー社のビットコイン移動を捉えた送金記録です。これに先立ち、同社が約48億円相当のビットコインをコインベースへ送金したと報じられていました。取引所への送金は、その後の売却観測につながりやすい動きです。
その後、6月1日に32BTCを売却したとの情報が拡散し、ビットコインは一時7万2000ドルを下回りました。確認されている範囲では、売却の正確な時刻や約定価格、相手先は明らかになっていません。ストラテジー社がこの売却について公式発表を出したことも確認されていません。
今回伝わった32BTCは、同社の総保有量に対して0.0038%未満です。需給面だけを見れば、市場全体を大きく揺らす規模ではありません。それでも価格が反応したのは、売却数量そのものより、「ストラテジーが売った」という事実が市場心理に与えた影響が大きかったためです。
ビットコイン市場では、大口保有企業の売買は実際の数量以上に受け止められやすい傾向があります。とくにストラテジー社は企業によるビットコイン保有の象徴的な存在とみなされてきただけに、少額の売却でもセンチメントの変化として意識されやすい構図があります。
参考元:theblock
画像:shutterstock
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