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メタプラネット、株価307円に小幅反発|BTC反発に追随できず、mNAV割れで上値重い展開

2026年5月21日 12:48  Arai Yu

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2026年5月21日の東京株式市場で、メタプラネット(3350)は午前11時30分時点で307円・前日比+2円(+0.66%)と小幅に反発しています。前日20日は終値305円と寄り後すぐに反落し、安値300円までつけた展開だっただけに、本日は底固めの様相となっています。

ただし1株あたりNAV(希薄化前)388.66円に対して株価は307円と約21%のディスカウント、EV mNAVも0.91倍と「BTCトレジャリープレミアム」が剥落した状態が定着しており、リバウンドの勢いは限定的にとどまっています。

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当日の値動き

5月20日は始値311円で寄り付いた後、終日戻りの鈍い展開となり、安値300円・終値305円で引けました。出来高は2881万株と前日(2679万株)から増加し、売り圧力の強さがうかがえる商いでした。

週をまたいで迎えた5月21日は307円で寄り付き、午前中に高値309円・安値303円のレンジで推移、午前11時30分時点で307円・出来高1147万株と小動きながら反発しています。20日急落分のうち2円を取り戻すにとどまり、上値の重さが意識される展開とみられます。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では300円台前半でのもみ合いが続き、25日移動平均線が上値抵抗として機能している状態です。5日移動平均線も下向きを維持しています。

心理的節目の300円が直近の下値サポートとして意識されており、ここを明確に割り込めば下値模索が進む構図とみられます。一方、上値は5月19日終値の313円および高値316円が当面の抵抗ラインとして焦点となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では5月21日寄り付き直後に309円まで買われた後、303円までいったん押し戻され、その後307円付近でもみ合う展開となっています。

短期的には303円〜309円の狭いレンジ内での値動きが続き、ボラティリティは前日と比べて落ち着いています。レンジ上抜けには出来高を伴った310円台後半の回復が必要であり、レンジ下抜けの場合は前日安値300円が次のターゲットとなる見通しです。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、取得総額は6234億円、BTC平均取得単価は1551万5602円です。BTC価格1238万円を当てはめると、Bitcoin NAVは4975億円、未実現損益は1259億円と1株あたり約313万円規模の含み損を抱える格好です。

時価総額3930億円・企業価値(EV)4545億円に対してEV mNAVは0.91倍と、市場はBTC NAVを下回る評価しか付けておらず、1株あたりNAV(希薄化前)388.66円に対する株価307円のディスカウントが定着している状態とみられます。

今後の株価の焦点

当面の下値サポートは前日安値の300円、上値レジスタンスは5月19日終値の313円・同高値316円が意識されます。EV mNAV 0.91倍・NAVディスカウント21%という水準は、BTC価格のリバウンドや追加買い増し開示、ビットコイン・インカム事業の四半期収益拡大といった会社固有材料がない限り解消しにくく、当面は300円台前半でのレンジ相場が中心となる見通しです。

BTC自体も7万6000〜7万8000ドル帯で停滞しており、メタプラ株の本格反発にはBTC側の地合い改善が前提条件となるとみられ、ETF資金フローや次回IR開示が焦点となります。

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