2026年4月30日の5月1日(木)のメタプラネット(3350)は、午前の動きとして始値314円とギャップダウンし安値312円を記録しましたが、その後は買い戻しが入り327円まで回復しました。
30日夜に発表された米GDP速報値の予想下振れとPCEインフレ4.5%急騰でスタグフレーション懸念が再燃し、BTCが7万6000ドル台で上値を抑えられたことが寄り付きの売り材料となりましたが、312円付近では底堅さが確認されています。
BTC、7万6500ドル付近で推移|GDP予想下振れとコアPCE加速が示す「スタグフレーション」
312円から327円と2日連続V字回復

4月30日は始値320円と前営業日終値328円から8円のギャップダウン。後場に安値312円を記録した後、買い戻しで終値326円まで回復しました。出来高は約2302万株です。
5月1日も始値314円から安値312円をつけた後、327円まで切り返しています。2日連続で312円を試して反発する展開で、同水準のサポートとしての強さが意識されます。4月27日の高値355円からの調整幅は一時約40円(約12%)に達しましたが、引けでは前日終値と同水準まで戻しています。
メタプラネット テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では4月27日の355円をピークに高値・安値がともに切り下がる展開です。短期移動平均線(5日線)を下回って推移しており、25日線(340円付近)や75日線も上方に位置するため戻り売りが出やすい構造が続いています。
MACDはデッドクロスし、下降モメンタムが強まっています。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、30日・1日と2日連続で312円から反発しており、ダブルボトムとして機能するかが注目されます。
312円は2月26日にも安値として記録された水準で、過去にも下値として機能した実績があります。上値では326〜328円が短期レジスタンスで、ここを上抜けて330円台に定着できるかが焦点です。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
BTC保有量は4万177BTC(3月末時点)、平均取得単価は約8万9328ドルです。5月1日時点のBTC価格は約7万6550ドルで、未実現損失は約14.3%となっています。
mNAVはBasic 0.78倍前後と、株価がBTC純資産価値を下回るディスカウント状態が続いています。4月24日発行の80億円ゼロクーポン社債(EVO FUND引受)による推定640〜700BTCの追加取得が今後のmNAV改善材料です。
GDP下振れBTCの重し、312円のサポート維持が焦点
米国1-3月期GDP速報値は前期比年率+2.0%と前期の+0.5%から加速したものの、市場予想+2.3%を下回りました。AI関連設備投資などが成長を牽引した一方、個人消費は1.9%→1.6%に減速しています。
中東情勢によるエネルギー価格上昇が主因で、FRBの利下げが一段と遠のくとの見方が強まっており、BTCは8万ドルで2度反落し7万6000ドル台で推移しています。
メタプラネット株は2日連続で312円をサポートとして確認しており、同水準を割り込まない限り326〜328円軸のもみ合いが続く可能性があります。下抜けた場合は300円が次の節目です。
