米Strategyは4月20日、3万4164BTCを約25億4000万ドルで追加取得し、総保有量が81万5061BTCに達したと発表しました。取得総額は約615億6000万ドル、平均取得単価は1BTCあたり7万5527ドルです。
これにより、保有量はBlackRockの現物ビットコインETF「Shares Bitcoin Trust(IBIT)」の約80万2823BTCを上回り、世界最大のビットコイン保有機関となりました。企業による暗号資産(仮想通貨)トレジャリー戦略が、ETFを通じた資金流入の規模を超えました。
巨額購入でIBITを逆転、企業保有の存在感が拡大
今回の追加取得は、1BTCあたり平均7万4395ドルで実施されました。年初来のBTC Yieldは9.5%に達したとしています。Strategyは2025年2月にMicroStrategyから社名を変更しており、現在はソフトウエア事業と並んでビットコイン保有戦略が企業価値を左右する構図が鮮明です。
比較対象となるIBITは、米国の現物ビットコインETFの中核銘柄として機関投資家マネーを集めてきました。そのIBITを単独企業の保有量が上回った意味は小さくありません。ETFは投資家から集めた資金に応じてビットコインを保有する器ですが、Strategyは自社の財務戦略として継続的に買い増しています。
この差は、保有の性格にも表れます。ETFのビットコインは投資家の設定・解約動向に左右されやすい一方、企業トレジャリーとして積み上げられた保有分は、経営判断に基づく長期保有色が強いです。市場で流通するビットコインのうち、売却されにくい在庫が企業のバランスシートに移っていることを示す動きとして映ります。
Strategyは今回の購入資金について、優先株を含む資本市場での調達を活用してきました。市場では、STRC優先株が直近の資金調達の大きな割合を占めたとの見方が出ています。自己資金の範囲で買うのではなく、株式や優先証券を使ってビットコイン保有を拡大する手法が、同社の特徴です。
ストラテジー、約10億ドル相当のBTCを追加購入 |累計投資額は約590億ドル
参考元:CoinDesk
画像:shutterstock
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