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ビットコイン、地政学リスク後退で7万4000ドル台回復|米PPI控え仮想通貨市場は買い戻し加速

2026年4月14日 08:45  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

14日朝のビットコイン(BTC)は、前日からの買い戻しが加速し、一時7万4699ドルまで上昇、7万4502ドルで推移しています。

直近24時間で5.05%の上昇を見せ、市場は地政学リスクの後退と今夜発表される米生産者物価指数(PPI)への期待感から、リスクオンムードが強まっています。

値動きの振り返り

BTC/USDT 30分足チャート

過去24時間のBTCは、7万0588ドルを安値に、7万ドル前半で底堅く推移しました。その後、深夜から早朝にかけて急激な買いが入り、高値となる7万4699ドルを記録。特に日本時間7時から8時にかけて上昇が加速しました。

7万3500ドルがレジスタンスからサポートに転換し、市場で意識される価格帯となっています。本日は心理的節目である7万5000ドルの攻防が注目されます。

相場を動かした背景

地政学リスク後退による買い戻し

中東情勢の緊迫化が一時的に回避されるとの見方が広がり、市場全体のリスクオフムードが後退しました。これにより、安全資産への資金退避から、再びビットコインを含むリスク資産への買い戻しが加速。

7万ドルの心理的節目で下支えされた後、ショートカバーを巻き込みながら価格を押し上げる主要因となりました。

MicroStrategyの巨額追加購入

米企業MicroStrategyが1万3927BTCを約11億ドルで追加購入したと発表したことも、市場の強気センチメントを後押ししました。

機関投資家による継続的なビットコインへの需要が再確認されたことで、市場に安心感が広がり、買いを誘発する一因となりました。

米PPI発表前のインフレ鈍化期待

日本時間今夜21時30分に発表される米生産者物価指数(PPI)を控え、市場ではインフレ鈍化への期待が高まっています。

これにより、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が再燃し、金利低下期待がビットコインのようなリスク資産にとって追い風となっています。

ビットコイン(BTC)テクニカル分析

日足チャート分析

日足では、7万ドルの大台を死守し、力強い陽線を形成しています。主要移動平均線の上位を維持しており、中長期的な上昇トレンドは継続していると判断できます。

上値のメドは7万5000ドル、さらに7万8000ドルが意識されます。下値は7万2000ドル、そして7万0000ドルがサポートとして機能するでしょう。

4時間足チャート分析

4時間足では、短期的な調整局面を終え、MA20を力強く上抜けており、強気な相場展開を示唆しています。7万3500ドルが新たなサポートラインとして意識され、中期的な上値メドは7万5000ドル\となります。

1時間足チャート分析

1時間足では、急上昇トレンドが鮮明です。MA20、MA50、MA100、MA200を全て上抜け、一目均衡表でも雲を上抜ける「三役好転」の兆しが見られます。短期的な過熱感はありますが、買い意欲は極めて強い状況です。

短期トレーダーは、本日の7万5000ドルの攻防と、7万3500ドルのサポート維持に注目すべきでしょう。

デリバティブ動向

OI・清算動向

未決済建玉(OI)は価格上昇に伴い大幅に増加しており、新規ロングポジションの流入が確認されます。過去24時間では約1.1億ドル規模のショートポジションが清算され、価格上昇の原動力となりました。

ロング/ショート比率は51.2%対48.8%とロングがやや優勢で、資金調達率も0.012%とやや強気を示しています。

注目清算ライン

7万5000ドル付近には、ショートポジションのストップロスが集中しているとみられます。このラインを突破した場合、さらなるショートカバーを巻き込み、価格が一段と上昇する可能性があります。

トレーダーは、この価格帯での値動きに警戒し、急騰後の達成感による一時的な調整にも注意が必要です。

ETF動向

4月13日時点の米現物ビットコインETFは、合計で3100万ドル(約3100万ドル)の小幅な流出となりました。GBTCからの流出が3820万ドルと目立ちましたが、BITBには1190万ドルの流入がありました。

全体としては流出傾向が続いていますが、MicroStrategyの購入や現物市場の強い買い需要が価格を支えている状況です。

本日のデイトレ注目材料

本日は、日本時間21時30分に発表される米生産者物価指数(PPI)が最大の注目材料です。市場予想は前月比0.3%の上昇で、この結果がインフレ動向に与える影響が注視されます。また、FRBのミラン理事とグールズビー総裁の発言も、金融政策の方向性を示唆する可能性があるため注目が必要です。

短期トレーダーは、7万5000ドルの明確な突破と、7万3500ドルのサポート維持を焦点に、7万3500ドルから7万5000ドルのレンジでの値動きに注目すると良いでしょう。

まとめ

本日のビットコイン市場は、地政学リスクの後退と米PPIへの期待感から、強い買い戻しに支えられています。

7万5000ドルの節目を突破できるかが短期的な焦点となり、デリバティブ市場の動向とマクロ経済指標の結果が今後の価格を左右する重要な要素となるでしょう。

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