4月6日から4月7日正午にかけてのメタプラネット(3350)は、4月2日に公表された大口のビットコイン追加購入が引き続き支援材料となる一方、ビットコイン価格の戻りが続かなかったことが株価の上値を抑える展開となりました。
4月6日の東証終値は302円で、当日は305円で始まり、一時308円まで上昇した一方、安値は298円でした。4月7日午前も始値300円、高値311円、安値297円と値幅は出たものの、午前中は300円前後まで押し戻されており、暗号資産(仮想通貨)相場の勢い不足が意識された形です。
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当日の値動き

4月6日のメタプラネット株は、始値305円、高値308円、安値298円、終値302円、出来高は1657万800株でした。前営業日の4月3日は終値298円だったため、日足では小幅に持ち直した形です。
ただ、4月7日午前に入ると、始値300円から一時311円まで買われた一方で、安値297円も付けており、方向感は定まりませんでした。
買い材料を引き続き評価する資金と、戻り局面で利益確定を急ぐ資金がぶつかり合い、300円前後での攻防となったとみられます。
メタプラネット(3350)テクニカル分析(日足)

メタプラネット(3350)日足チャート
日足でみると、4月3日の298円から4月6日は302円へと小幅に切り返したものの、戻りの勢いはまだ限定的です。4月6日は高値308円を付けながらも、終値は302円にとどまっており、引けにかけて上値の重さが意識されたことがうかがえます。
4月2日にビットコイン追加購入の開示という強い材料が出ていたため、本来であれば買いを集めやすい局面でしたが、ビットコイン自体の反発が続かなかったことで、株価も日足ベースで大きく上放れるには至りませんでした。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
4月7日午前の値動きでは、寄り付き直後の300円から9時台に311円まで上昇する場面がありましたが、その後は300円近辺まで押し戻されています。一方で、安値は297円にとどまっており、300円割れでは一定の押し目買いも入っていたようです。
短期的には、上値は311円近辺、下値は297円前後が意識されやすいレンジとなっており、ビットコイン相場に新たな追い風が入らない限りは、この価格帯で神経質な値動きが続く可能性があります。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットの公式アナリティクスによると、4月7日時点の参考値でBTC保有量は4万177BTC、Bitcoin NAVは4399億円、未実現損益はマイナス1842億円、mNAVは0.87倍でした。また、直近では3月31日に5075BTCを追加取得しており、その内容は4月2日に適時開示されています。
mNAVが1倍を下回っている点は、株価がビットコイン保有価値に対してなおディスカウントで評価されていることを示す一方、未実現損失の大きさは投資家の慎重姿勢を残す要因でもあります。
足元では、単純な割安感だけで素直に買われる局面というより、ビットコインそのものの方向感を改めて確認したい局面にあるといえそうです。
今後の株価の焦点
今後の焦点は、まずビットコインが4月6日に付けた7万ドル近辺を再び試せるかどうかです。ビットコインは同日に6万9000ドル台から上昇し、一時7万ドル台を回復したものの、その後は押し戻されており、反発の勢いはやや一服していました。
メタプラネット株もこの値動きと歩調を合わせる形で上値を抑えられているため、短期的には297円前後の下値を維持できるか、あるいは311円近辺を上抜けられるかが焦点となります。
加えて、4月1日に開示された新株予約権関連の情報や自己株式取得の動向も、需給面の見方に影響しやすい材料です。当面は、ビットコイン相場と資本政策の双方をにらみながらの展開が続きそうです。
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