2026年4月1日朝のビットコイン(BTC)は、6万8250ドル付近で取引されています。直近24時間は、第1四半期の軟調な地合いを払拭するかのように力強い反発を見せました。
この上昇の背景には、先週まで続いていた米現物ETFからの資金流出が止まり、再び純流入に転じたことが市場心理を大きく改善させたことが意識されています。
値動きの振り返り

BTC/USDT 30分足チャート
直近24時間のBTC価格は、安値6万6700ドルから高値6万9200ドルのレンジで推移しました。
3月31日午後に6万6700ドルの安値を付けた後、米国市場の開始とともに買いが優勢となり、4月1日早朝には6万9200ドルまで急伸しました。
その後は利益確定売りに押されたものの、6万8000ドルの節目を維持しており、短期的にこの水準が新たなサポートとして意識されています。
相場を動かした背景
米現物BTC ETF、3月31日に約1億ドル純流入
今回の反発の主因は、米現物BTC ETFへの資金流入再開です。3月31日のデータでは約1億ドルの純流入を記録し、先週の流出傾向から明確に転換しました。
機関投資家による押し目買い意欲が改めて確認されたことで、市場全体の需給バランスが改善し、価格を押し上げる原動力となりました。
米ISM製造業指数52.7、BTC買いを支援
マクロ経済指標の堅調さもリスク資産への買いを支えました。米国の3月ISM製造業景況指数が52.7と予想を上回り、製造業の拡大が鮮明になったほか、ADP非農業部門雇用者数も6.2万人増と強い結果を示しました。
これらは米経済の「ノーランディング」シナリオを想起させ、景気後退懸念の払拭がビットコインへの資金流入を後押ししたとみられます。
ビットコインテクニカル分析
日足チャート分析

日足では、6万6000ドルの強力なサポートラインが機能し、第2四半期(Q2)の開始とともにリバウンド局面に入っています。現在は50日移動平均線(MA50)の約6万7500ドルを上抜けており、強気の姿勢を回復しつつあります。
中長期的には7万1000ドルのレジスタンス突破が次の焦点となりますが、下値は6万6000ドルが固い守りとして機能しそうです。
4時間足チャート分析

4時間足では安値を切り上げる動きを見せており、逆三尊のような強気形状を形成しつつあります。6万9000ドル付近のネックラインを明確に突破できるかが注目点です。
中期的な上値メドは6万9500ドル、下押しした際のサポートは6万7200ドル付近が意識されるでしょう。
1時間足チャート分析

1時間足の短期トレンドは明確に上昇しており、価格は全ての主要移動平均線(MA20, 50, 100, 200)の上方に位置しています。
短期トレーダーは、昨晩のレジスタンスであった6万8500ドルがサポートに転換するかを注視すべきです。当面のサポートは6万8000ドル、レジスタンスは直近高値の6万9200ドルとなります。
デリバティブ動向
OI・清算動向
未決済建玉(OI)は476億ドルと微増傾向にあり、上昇局面で新たなポジションが構築されていることが伺えます。
清算状況を見ると、直近の上昇で約4000万ドルのショートポジションが強制清算(踏み上げ)されており、これが上昇を加速させました。短期トレードにおいては、6万9000ドル付近での利益確定売りによる急な乱高下に注意が必要です。
注目清算ライン

6万9500ドル付近には依然としてショートの清算注文が集中しており、この水準を突破した場合にはさらなる踏み上げによる一段高が期待されます。
一方で、下方向では6万7500ドル付近にロングの清算ラインが点在しており、調整局面ではこのラインを狙った売り仕掛けに警戒すべきでしょう。
ETF動向
3月31日の米現物BTC ETFは、合計で9840万ドルの純流入となりました。先週の流出超から一転してプラスに転じたことは、ビットコイン価格の反発と密接に連動しています。
ETFを通じた機関マネーの回帰が、現在の底堅い相場形成の裏付けとなっています。
本日のデイトレ注目材料
本日は深夜の米FOMC議事要旨の公開や、パウエルFRB議長の発言が予定されています。また、米ISM非製造業景況指数の発表もあり、マクロ指標の結果次第でボラティリティが高まる可能性があります。
- 短期市場テーマ:Q2の買い直し、ETFの流入継続性
- 上方向の焦点価格:6万9200ドル、7万ドル
- 下方向の焦点価格:6万7500ドル、6万6700ドル
まとめ
今日のビットコイン相場は、6万8000ドルの維持と6万9200ドルのレジスタンス突破が短期的な焦点となります。ETFの流入再開というポジティブな材料を背景に、強気ムードが継続するかどうかが試される一日となるでしょう。
第2四半期の幕開けとともに、ビットコインが再び大台の7万ドルを目指す展開に期待がかかります。
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