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ビットコインは6万5000ドル攻防|本日の仮想通貨市場はロング清算後に反発も戻り限定的か

2026年3月31日 08:53  Arai Yu

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2026年3月31日 8時時点のビットコイン(BTC)価格は、6万6454ドル付近で推移しています。直近24時間のBTC市場は、米現物ETFからの大幅な資金流出や地政学リスクへの警戒感を背景に上値の重い展開が続きました。

特に早朝には、心理的節目である6万5000ドルを一時的に割り込む場面が見られましたが、その後はショートカバーを伴う自律反発を見せています。

値動きの振り返り

BTC/USDT 30分足チャート

直近24時間のBTCは、高値6万8152ドルから安値6万4948ドルまで、約3200ドルの値幅で大きく動きました。30日午後の高値圏からじり安の展開が続き、31日早朝に6万5000ドルのサポートラインをテスト。

一時は節目を割り込んで流動性を吸収しましたが、6万5000ドルを維持したい買い勢力の反撃により、現在は6万6000ドル台半ばまで押し戻されています。

依然として6万7000ドル台のレジスタンスが意識されており、戻り売り圧力も根強い状況です。

相場を動かした背景

6万5000ドルの節目での流動性スイープと自律反発

今回の下落局面では、多くの短期トレーダーが意識していた6万5000ドルのサポートラインが焦点となりました。この水準を一時的に下抜けたことで、溜まっていたロングポジションのストップロスを巻き込む「流動性スイープ」が発生。その後、安値圏での買い戻し(ショートカバー)が入ったことで反発に転じました。テクニカル的な重要局面での攻防が、ボラティリティを高める主因となっています。

米現物BTC ETFからの大幅流出

需給面では、3月30日分の米現物BTC ETFにおいて、約2億9618万ドルの大幅な純流出が確認されました。4週間にわたって続いていた流入トレンドがストップしたことは、市場のリスクオフ姿勢を強める要因となっており、6万8000ドルからの下落を加速させました。

地政学リスク(イラン情勢)の継続

緊迫化するイラン情勢も引き続き市場の不透明感を高めています。リスク資産としての売りが出る一方で、一部では避難先としての買いも交錯しており、価格の乱高下を招く背景となっています。

ビットコイン(BTC)テクニカル分析

日足チャート分析

日足では、主要な移動平均線であるEMA20(6万8918ドル)およびEMA50(7万1193ドル)を明確に下回っており、調整局面が継続しています。RSIも41付近と弱気圏にあり、当面は6万5000ドルのサポートを維持できるかが中長期的なトレンドの分岐点となります。

4時間足チャート分析

4時間足では、直近安値を更新した後に反発を見せていますが、EMA10(6万6921ドル)や一目均衡表の基準線(6万7239ドル)が重なる価格帯が強い抵抗となっています。

これらを明確に上抜けない限り、戻り売りの優勢な展開が予想されます。

1時間足チャート分析

1時間足の短期トレンドは、下落後の自律反発局面にあります。全ての主要移動平均線の下に位置しており、まずは6万7000ドルの心理的節目を回復できるかが焦点です。

短期トレーダーは、6万5000ドルの再テストを警戒しつつ、戻りの勢いを見極める必要があります。

デリバティブ動向

OI・清算動向

未決済建玉(OI)は約492億ドルと依然として高水準を維持しており、ボラティリティが再燃しやすい状態です。直近24時間では約9380万ドルの清算が発生し、ショート清算(5045万ドル)がロング清算を上回りました。これは安値圏でのショートカバーが反発を支えたことを示唆しています。

注目清算ライン

現在は6万5000ドル付近にロングのストップロスが、6万8000ドル付近にショートの踏み上げポイントが集中しています。レバレッジ解消が完全には進んでいないため、これらの価格帯に接近した際の急変には注意が必要です。

ETF動向

3月30日の単日フローは2億9618万ドルの流出となりました。機関投資家の利益確定売りが先行しており、現物需給の悪化が価格の重石となっています。再び流入に転じるまでは、上値の重い展開が続く可能性が高いでしょう。

本日のデイトレ注目材料

  • 重要経済指標: 23:00発表の米消費者信頼感指数に注目。結果次第で米金利が動き、BTC価格に波及する可能性があります。
  • 短期市場テーマ: ETF流出の継続性と、6万5000ドルの死守。
  • 上方向の焦点: 6万7200ドル、6万8000ドル。
  • 下方向の焦点: 6万5000ドル、6万4200ドル。

まとめ

今日のBTC相場は、6万5000ドルのサポート維持が最大の注目ポイントです。
早朝の反発により一旦は危機を脱した形ですが、ETFの流出やテクニカルの弱気形状を考慮すると、依然として下押し圧力は強いと考えられます。

欧米市場の参入後に再び節目を試す展開も想定し、慎重な立ち回りが求められる一日となるでしょう。

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