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売れるネット広告社子会社、堀江貴文氏の約1億3000万相当のイーサリアム復旧に成功

2026年3月25日 15:34  3月25日 15:40  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

売れるネット広告社グループは3月24日、連結子会社のビットコイン・セイヴァーを通じて、実業家の堀江貴文氏が長年アクセスできなかった約400ETHの復旧に成功したと発表しました。

2014年のイーサリアムクラウドセールで取得した資産が対象で、2026年3月時点のレートでは約1.37億円相当にあたります。上場企業グループが暗号資産(仮想通貨)の復旧サービスを事業として前面に打ち出し、実案件で成果を示した事例です。

同社の発表と適時開示によると、復旧対象となったのは、堀江氏が2014年7月から9月ごろのイーサリアムクラウドセール、いわゆるプレセールで取得したETHです。当時の取得価格はBTC建てで、1ETHあたり0.3〜0.31ドル程度、総額では数万円規模だったとされます。

アクセス不能の原因は2バイト文字のパスフレーズ不整合

今回の案件で問題だったのは、秘密鍵そのものの消失ではありませんでした。企業発表や関連報道によると、当時のクラウドセールサイトで日本語などの2バイト文字をパスフレーズに入力した際、システム側でコードが混入し、本人が記憶している文字列と実際に保存された値が一致しない状態になっていたとされています。

見た目には同じパスフレーズを入力しているつもりでも、内部では別の値として扱われるため、正しい情報を覚えていても資産に到達できません。暗号資産の管理では、こうしたわずかな不一致が資産全体へのアクセス不能につながります。今回はその典型例で、国内外の複数の専門事業者が復旧を断念していた難案件だったとされています。

ビットコイン・セイヴァーは、この案件に対し独自の解析・復旧手法を適用しました。技術チームの中核には、2017年のハッキング技術世界大会で1位となったラナトゥンガ・バシャナ・クサラ氏が参加したとしています。具体的な手法の詳細はセキュリティ上の理由から明らかにされていませんが、入力値のずれや保存形式の差異を精査し、アクセス不能状態の解除に至ったとみられます。

画像:shutterstock

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