ビットコイン一時8万8000ドル目前も失速、早朝にかけて続落
2025年12月29日午前5時時点のビットコイン(BTC/USD)は、8万7400ドル付近まで下落しています。
前日の価格帯では一時8万8000ドル近辺まで上昇する場面もありましたが、その後は上値が重く、徐々に売り圧力が強まる展開となりました。
特に深夜から早朝にかけては下落が加速し、直近では8万7320ドル台まで押し込まれる場面も確認できます。

Bitwise CIO:BTC は「爆上げ」から「安定成長」へ
一方、BitwiseのCIOであるマット・ホーガン氏は、ビットコインが「爆上げ」から「安定成長」へと移行しているとCNBCのインタビューで語りました。
今後10年間は機関投資家による買い支えが期待され、価格変動のボラティリティは低下し、リターンも穏やかなものになるという見方です。
2026年は強気相場が訪れる可能性もありますが、規制面の追い風はすでに市場に織り込まれていると述べています。
ロシア最大手銀行がBTC担保融資を実行 制裁下での新たな金融インフラの動き
ロシア最大手の銀行ズベルバンクが、大手マイニング企業Intelion Dataに対して、国内初となるビットコイン担保ローンを実行したことが報じられました。
担保となる仮想通貨は銀行が返済完了まで管理し、融資額や期間は非公開です。
ズベルバンクはこの取り組みをパイロットプロジェクトと位置付けており、今後の本格展開を見据えた動きといえます。
制裁下にあるロシアにおいて、仮想通貨が金融インフラの一部として組み込まれつつあることを示す象徴的な事例です。
エルサルバドルがBTC買い増し継続 国を挙げた長期積立戦略
さらに、エルサルバドル政府は過去7日間で8BTCを追加購入し、保有量は7,514BTCを超えました。
個人投資家が弱気相場で売りを見せる中、国家レベルの買い増しは長期的な信念を表しています。
米国ビットコイン・イーサリアムETFの資金流出
米国ではビットコインおよびイーサリアムETFから資金が流出しており、年末のポートフォリオ調整や利益確定売りの動きが見られます。
ブラックロックCEOの見解 BTCへの180度転換
最後に、かつてビットコインを「マネロンの道具」と批判していたブラックロックCEOのラリー・フィンク氏が、現在はその将来性を認め、世界最大のビットコインETFを運用していることも大きな転換点といえるでしょう。
まとめ
ビットコインを取り巻く環境は、短期的な価格変動を超えて、中長期的な成長フェーズへと進化しています。
国家や金融機関が本格的に関与し始めたことで、仮想通貨はもはや投機的資産ではなく、経済インフラの一部としての役割を担い始めています。
特にロシアやエルサルバドルのような国々が積極的に取り組む一方で、西側諸国では規制や利確の動きも続いており、地域ごとの温度差も鮮明です。
今後の市場動向には、政策・機関投資家の動きを注視する必要があります。
