現在業界に深刻な打撃を与えている「FTX危機」について、仮想通貨規制が整備されていれば、その影響を軽減できた可能性がある。
欧州議会の議員らは、規制がどの程度まで打撃を和らげられたかについて、異なる見解を持っている。
仮想通貨規制はFTX危機を防げたか
欧州議会の議員らは、EUが現在進めているMiCA規制がFTXの破綻による混乱をどの程度緩和できたかについて、見解を異にしている。
FTXの破綻による影響は、仮想通貨業界全体に波及している。
BlockFiやGenesisなど、FTXへのエクスポージャーを持っていた企業は次々に窮地に陥っている。
一部のEU当局者の中には、2024までに施行される予定のMiCA規制ならばFTX危機からEU市民を保護できたと考える者もいるが、そう思わない者も少なくない。
欧州議会のOndrej Kovarik議員は、MiCA規制があれば「いくつかの面で軽減される」とした一方で、「仮想通貨の規制だけがこれを解決するというのはあまりに単純だ」と自身の見解を語った。
仮想通貨法案に関して熱心なStefan Berger議員のように、「MiCAはFTXの件のようなリーマン・ショックに対する防波堤となる」と語る者もいるが、Kovarik議員はより慎重な姿勢だ。
Kovarik氏によれば、この問題は仮想通貨業界だけの問題ではないという。
破綻の本当の原因は、仮想通貨資産規制がカバーできる範囲とは別のところにある。
同氏はまた、政策立案者に対し、今回のFTX危機について慎重に分析することが重要だということを強調した。
私たちはまず、今回のケースにおいて何が正確に起こったのか、そして仮想通貨資産に関する規制の枠組みを調整するだけで完全に解決できるものなのかどうかを分析する必要がある。
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