ロシアの金融規制当局は、監視体制を強化し、現在は表に出てきていないトランザクションやブロックチェーンを発見する意向を示した。
ロシアでは制裁逃れのために仮想通貨を利用する計画が持ち上がっており、仮想通貨規制法案が秋にも国会に提出される予定。
規制に備え、監視体制を強化
報道によると、ロシアの金融規制当局であるRosfinmonitoringは、同国で年内にも仮想通貨規制が検討されていることを受けて、仮想通貨取引を追跡する能力を強化しているという。
Rosfinmonitoringのトップを務める Yuri Chikhanchin氏は、「ロシアはすでに仮想通貨に関するいくつかの犯罪事例を確認している」と述べた。今後、同機関は、現在表に出てきていないトランザクションやブロックチェーンも発見していきたい考えを示している。
Chikhanchin氏は仮想通貨の監視について、仮想通貨業界を規制に向けて動いていない国もあるため、すべてをカバーするのは不可能だと説明。一方で、この問題はいずれ解決できるものとの見解も語っている。
仮想通貨の口座が規制されていないゾーンに入り込み、その先に誰がいるのかがわからなくなると、非常に難しい状況になる。
ただ、それでもこの問題は解決できると思う。
ロシアは当初、仮想通貨に関して厳しい態度をとっていたが、ウクライナ侵攻による制裁を逃れるために利用できることから、態度が徐々に軟化。
ロシア下院議員のAnatoly Aksakov氏は今年秋にも、仮想通貨を市場に組み込むための規制法案を提出する予定であることを明らかにしている。
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