今日のトピック
テーパリングについて簡単に解説
日本時間の4日にFRB(米連邦準備理事会)が11月からのテーパリング開始を決定しました。
初めになぜこのような状況になったのか
2020年に新型コロナウイルスが確認されると経済活動が止まり、株価の暴落や失業者の増加など世界経済は大打撃を受けました。
その対策としてとられたのが、「金利引き下げ」と「金融緩和」です。ちなみに仮想通貨バブルは金融緩和の影響を非常に大きく受けていますが今回はその話は置いておきます。
「金利引き下げ」と「金融緩和」
新型コロナの感染拡大に伴い、FRBは2つの金融政策を行ないました。
「金利引き下げ」はそれまで1.75%であった金利を0%に引き下げることで企業の資金調達をしやすくしました。
もう一つの「金融緩和」は金融機関が保有している国債や住宅ローン担保証券などをFRBが購入して市場に出回るマネーを増やすというものです。
FRBは月1200億ドルのペースで国債や住宅ローン担保証券などを購入して市場に資金を流し込んでいました。
それに伴い、NYダウ平均が最高値を更新するなど、経済は回復に向かいました。
量的緩和→量的緩和縮小へ
昨晩のFRBの発表で11月から量的緩和縮小(テーパリング)の開始が発表されました。
現在FRBは月1,200億ドルの資産を買い増しし、市場に月1200億ドルのマネーを供給してきましたが、11月2~3日の間で開かれたFOMC(米連邦公開市場委員会)で資産の購入を月額150億ドルずつ減らしていくことを決定しました。
テーパリングを金融引き締めと思う方が多いですが、金融引き締めではありません。
イメージとしては蛇口を前回に捻っていたものを徐々に締めていくイメージがわかりやすいかもしれません。
今回のテーパリング開始に関しては、金融市場は既に織り込み済みで株価などに大きな影響はないでしょう。
テクニカル

ビットコインは10月後半から高値圏でレンジ相場を形成しています。
直近4時間足レベルで63,000ドルの高値を突破しましたが、騙しとなり同ラインを割り込む展開となりました。
また、昨晩一時60,000ドル付近まで下ヒゲをつけており、今後ひげを埋めていく形で価格が下落すると予想しています。
下落後の値動きの注目ポイントとしては、60,000ドルで反発することができるか注目です。
