2日前に公開したイケハヤ氏インタビュー第1弾では、CryptoPunksを購入された理由や感想などについて詳しくお聞きしました。まだ第1弾をお読みでない方はまず先にこちらをチェックしてみてください!
また、昨日公開したイケハヤ氏インタビュー第2弾では、今多数のNFTを購入する意図やNFT投資のポイントを詳しくお聞きしてきました!こちらも併せてご覧ください!
さて、いよいよ最後を迎えた第3弾では、
イケハヤ氏発のNFTコレクタブル、「CryptoNinja」について本人に直接解説してもらってきました!
等々、皆さんが気になっているであろうことを聞いてきたのでぜひ最後までご覧ください!
(OpenSeaのCryptoNinjaページ)
CoinPartnerを運営している木田です!引き続き、よろしくお願いします!
こちらこそ、よろしくお願いします!
ここからはCryptoNinjaについてお聞かせください!
CryptoNinjaは、どいういうコンセプトのもとに生まれたプロジェクトなのでしょうか?
イラストレーターさんが1体1体丁寧に考えている「1点物」で作りこまれているコレクティブという部分が強いです。
確かにCryptoPunksはコンピューターの自動生成によって作られているので、1点物という感じではありませんね。
そうなんですよ。
現状、主要なNFTコレクティブと呼ばれているものは、様々なパーツがあって、それをコンピューターの自動生成によって組み合わせで表現されています。
その組み合わせによって作られたものが1万体あっても、なんか面白くなくねって。
どうせやるんだったら、コンピューターで適当に掛け合わせたものではなく、イラストレーターさんが丁寧に考えて作りこんだ方が面白いと思うんですよね。
だからこその1点物なんですね!
CryptoPunksみたいに一気に1万体を発行することはできませんが、イラストレーターさんが自身の手で凄くかわいいNFTを作ってくれています。
1点物でちゃんと作っているNFTコレクティブはまだあまりないと思うので、そういう部分は意識しました。
CryptoNinjaは現状11体がリリースされていて、その後も1体ずつリリースされていくと思いますが、そこにはどのような戦略があるのでしょうか?
日本のマーケットはまだ小さすぎるので、マーケットの立ち上がりに合わせてCryptoNinjaをリリースしていこうと考えています。
2~3ヶ月後に日本のマーケットが2~3倍に伸びてくることを期待しているので、それまでに30体ぐらいリリースしたいなってイメージですかね。
(CryptoNinja公式Twitterより)
Twitterアカウントを英語にしていたり、「忍者」というワードを入れたり、海外展開を強く意識していると思いますが、いきなり海外で勝負することは考えませんでしたか?
こちらも戦略として、日本である程度実績を作ったうえで、日本の有名なNFTコレクションという形で海外に売り出していきたいんですよね。
ですが、今すぐには日本のNFTマーケットは立ち上がらないので、長期戦とは言いませんが、海外に進出するまで1つずつのんびりとやっていけたらなと思います。
なるほど。
そうなると、海外進出のためにも余計に最初の50体を誰に売るかが重要になってきそうですね。
イケハヤさんは、CryptoNinjaを無料で譲渡したり、1番高いオファーがあったのにも関わらず、そのオファーを蹴って、もっと安いオファーを出している人に売ったりしていますが、その意図を教えてください。
流石、鋭いですね。
NFT自体はただのデジタルデータではなく、コミュニティの要素が凄く強いと思います。
初の販売となる @CryptoNinja_NFT #002
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) September 20, 2021
は @chicken_badboys さんの手に渡りました〜!Gen 0 オリジナルくのいちをよろしくです!転売歓迎ですので、いいオファー来たら次の親に渡してやってください〜。
明日あたり、次のNinjaをリリースします。Gen 0は全50体限定です。https://t.co/60mdSZxgYa pic.twitter.com/DnLjuTTHap
SNSのアイコンにしたり、仲間意識を作るためのファッションアイテムとして活用されたりしていますよね。
そうなんです。
だからこそ、ストーリーが大事になってきます。
1番高いオファーを蹴ったのも、7歳の女の子がわざわざオファーを送ってくれたからです。
金額的には安かったですが、僕は心を動かされてしまいました。
その一連の流れで、まさにストーリーが生まれていますね!
現在11体のCryptoNinjaがリリースされており、今後新たに39体の新作が出ると思います。
その今後新たに出る39体を手に入れたい人は、どういったことを意識すればいいのでしょうか?
2次流通市場での売買がメインになると思います。
現状は11体しか出ておらず、嬉しいことに購入してくれた人は誰も手放していません。
ですが、30体40体とCryptoNinjaを保有するオーナーの方が増えてくれたら、2次流通市場で売却してくれる人が出てくると思います。
先にお披露目!#CryptoNinja 012
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) September 26, 2021
メカ忍者、ヒヨコ忍者の次は、くのいちタイプ!
明日オファー受付開始です。お楽しみに〜。https://t.co/G2OoUiCzTR pic.twitter.com/8QFEWyezXE
イケハヤさんから直接購入するというよりは、2次流通市場を狙うのがベストだと...
そうですね。
最初の50体は、当然僕から直接ブロックチェーンでお渡しすることになりますが、そこは結構人を選びますね。
具体的にどういう基準でお渡しているのかお聞きしてもいいですか?
最初の50体は主に仲間集めというイメージです。
熱い思いがあって、僕と一緒にCryptoNinjaを育てていきたいって方を優先的に、といった感じです。
特に海外展開をしていくにあたって、海外のマーケティングが出来る方がいたらめちゃくちゃありがたいですね。
イケハヤさんからCryptoNinjaをもらった方は自分の頑張りによってCryptoNinjaの価値を上げることができるし、イケハヤさんは海外のマーケティングをお願いできるし、両者にとってwin-winの関係性ですね!
でも、ふと疑問に思ったのですが、CryptoNinjaを誰も手放さないみたいな展開もあり得そうですね。
#CryptoNinja コレクション、オファーの数がぐっと増えてきました。
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) September 24, 2021
現オーナーは8名。誰も手放してくれません……。オーナーのみなさん、売ってもいいんですからねw
「この値段なら売ってもいい」という価格があるなら、値段をセットしてリストしておいてください〜。フロア価格が表示されるんで! pic.twitter.com/uX02B1RBNi
もし凄く人気で2次流通市場に全然CryptoNinjaが出てこない状況になったら、51体目も全然作る気ではいます。
それとは別に、CryptoNinjaシリーズは一旦打ち切って、新たにCrypto○○みたいなシリーズを作っても良いと思います。
CryptoPunksを制作したも、CryptoPunks以外にもMeebitsやAutoglyphsも作っていますし、NFTコレクションの運営会社からすると、めちゃくちゃ面白い試みですね!
そうですね。
CryptoNinjaに比べて数を減らしても増やしてもいいですし、コンセプトを全然変えてもいいかもしれません。
選択肢はたくさんあるので、市場の需給を満たしつつ探っていきたいと思います。
楽しいですよ、NFTビジネスは!
現在はCryptoNinjaに注力されていると思いますが、今後NFT領域で新規事業を展開する予定はありますか?
僕はひとまず、CryptoNinjaシリーズに力を入れてマーケティングをしていこうと考えています。
もしその中で出会いがあれば、事業展開も考えてみようとかなって感じですね。
どのような出会いがあれば最高ですか?
例えば、ゲーム制作会社に勤めている方が、本当にくそゲーでいいのでCryptoNinjaのゲームを作ってくださったりだとか、2次創作で小説や漫画が出てきてくれたりしたら最高ですね。
もしそのようなことがあれば、本当に嬉しいです。
Wow#cryptoninja MANGA!
— CryptoNinja (@CryptoNinja_NFT) September 25, 2021
nice workhttps://t.co/IhfPeV03Ox
そうやってまた新たなストーリーも生まれていくんですね!
そうですね。
ただ、やはりそこは出会いですので、CryptoNinjaに関する新たなものが生まれてくるのを期待しながら、こちらからも仕掛けるときは仕掛けていこうと思います。
終盤に入って原点回帰的な質問なのですが、そもそもなぜCryptoNinjaのプロジェクトを始めようと思ったのですか?
これもね、こういうことを言うから敵を作るんだろうけど、まじで日本で誰もビジネスとしてNFTをコレクションしていないからです。
!?
この状態だと、日本のNFT市場は盛り上がりません。
NFTアーティストの方も、ただただ出品したところで、今のままではビジネスにならないので面白くないですからね。
なるほど。
なので、日本のNFT市場を盛り上げるために、純粋に誰もやっている人がいなかったからやってみようと。
CryptoPunksまで伸びることは絶対にないと思いますが、海外で普通に売買されて、流動性があるNFTぐらいまで育ってくれたら成功したって言っていいのではないのでしょうか。
最後に、イケハヤさんがまだお伝えしきれていない部分がございましたら教えてください。
やっぱり、NFTビジネス、NFTのコレクションを運営する人がとても少ない現状を知ってほしいです!
ビジネスパーソンサイドの人間とクリエイター側がしっかりと連携をして、良いコレクションを運営することはまだまだ出来ますし、そういうプレイヤーが増えていかないと日本のNFTは盛り上がらないです!
とにかく日本市場は、海外に比べて圧倒的に規模が小さいです。
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) September 25, 2021
誇張ではなく、1/1000とかそんなもんだと思われます。
買い手も売り手もまたまだ足りない。
すでに遅れを取りまくってる状況なので、日本のNFT産業を盛り上げていきたいですね……。 #NFTJapan
この記事を読んでくれている方の中には、ビジネスパーソンの方も大勢いらっしゃるはずです。
これはめちゃくちゃチャンスがある話だと思います。ビジネスのセンスがある方なら必ず僕と同じことを考えるはずです。
これだけNFTの市場規模が大きくなっていて、取引ボリュームも膨らんでいるのに、日本発のNFTは0.001%ぐらいの割合しかありません。
これは僕の意見なのですが、実際に投資をしてみないと、NFTを始めとしたビジネスのアイデアって出てこないと思います。
イケハヤさんはどのような形でビジネスを思いついたのですか?
仰る通り、まさに投資をしていくうえで思いつきました。
実際にNFTを購入してみて、国内外のマーケットをリサーチして、日本の市場にどれだけチャンスがあるのかに気づいたんです。
日本は仮想通貨であまり勝てていない中で、NFTはかなりチャンスがあるかなって思っています!
そうそう!そうですよ!
これを機に、NFTビジネスに興味を持ってくれる方増えたら嬉しいですね!
CryptoNinjaについて、十分すぎるほど理解できたのではないのでしょうか?
イケハヤ氏の主張はどの記事を通じても一貫していましたね。
「日本のNFT市場を盛り上げたい」
イケハヤ氏は、そのための方法を模索し続けていることが凄く凄く伝わってきました!
筆者も、同じ仮想通貨業界に位置する1人として、日本のNFT市場を盛り上げる方法として選んだCryptoNinjaのプロジェクトを凄く応援したいと思いました!
本記事をもって、全部で3弾に渡るイケハヤ氏へのインタビュー記事は終了ですが、もしまだ以前のイケハヤ氏のインタビュー記事を読んでいない方がいましたら、第1弾も第2弾もとても面白い内容となっていますので是非ご覧ください!
【イケハヤ氏直撃①】CryptoPunks購入の感想や経緯は?今後の活用方法もインタビュー!
【イケハヤ氏直撃②】いま多数のNFTを購入する意図とは?NFT投資のポイント・NFT市場の今後についてもインタビュー!
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 東通貨