世界最大手の暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbaseはブロックチェーンスタートアップを買収したことを発表した。
資産保護など安全性向上を目的としており、こうした新機能の実装によって「 暗号資産(仮想通貨)業界のGoogle」になることを目指しているようだ。
暗号資産(仮想通貨)取引所CoinbaseはブロックチェーンスタートアップNeutorinoを買収したようだ。
Neutorino社はイタリアを拠点として、データの追跡によって暗号資産に関する情報と見通しを提供することになるという。
さらには、盗難被害にあった暗号資産(仮想通貨)やランサムウェア、ダークネットアクティビティの追跡も担当する。
この種のデータを集計することで、Coinbaseは利用者のダークネットからの保護を期待しているとのことだ。
CoinbaseエンジニアリングディレクターであるVarun Srinivasan氏は本日行われた提携発表のなかで、Neutorino社の技術が「この分野の中ではもっとも優れている」と高く評価している。
「Neutorinoがパブリックブロックチェーンのデータを分析することで、資金盗難の防止やランサムウェアの調査、犯罪者の特定に役立つことができる。」と述べており、暗号資産(仮想通貨)市場の安全性確保に向けて高い期待をしている。
今回Neutorinoとの提携によって安全性の強化を行ったように、Coinbaseは取引以外の機能も実装していくことを目指しているようだ。
Srinivasan氏はこのように様々な機能を取引所に追加することによって、Coinbaseが「暗号資産(仮想通貨)業界のGoogle」を目指していると述べている。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner