仮想通貨ビットコイン、レンジ相場の中ロングポジション増加​

​​1月5日15時のビットコインの価格は415,700円となっている。昨日同時刻411,700円と比べて約0.97%の下落となっていて、今日も価格にあまり変動はない。​​

昨日は緑のサポートラインで反発しているビットコインであるが、今日は反対にレジスタンスラインで反発している。今朝の8時頃に高値をつけているが、それ以降の大きな価格上昇は起こっていない


依然緑のレジスタンスライン・サポートラインが強く機能していることが分かる。

(出典:Trading View)

今後の展開としては昨日の記事から変わらない。


価格暴落の一つの目安としては黒のサポートラインが上げられる。このサポートラインを明確に割る動きがあれば、昨年安値の36万円付近を目指す可能性は大いにある。

逆に価格上昇の目安はオレンジのレジスタンスラインになる。このレジスタンスラインをブレイクすることがあれば、直近高値の46万円付近まで目指す可能性がある。


今日注目して欲しいのはLS比率である。

これは世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所BitfinexでのLS比率である。LS比率とはロングポジションとショートポジションの数の比である。現在はややロングが優勢となっている。

年明け前まではショートポジションの方が圧倒的に多かったが、年明けからは拮抗している。この状況に対しての考え方は二つある。


大きなトレンドではまだ下降トレンドであることから、このロングポジションを焼いてセリクラのような暴落がおきる可能性がある。世界の金融商品を見ても、そのような流れが見受けられることからビットコインにもその可能性は否定できない。

そうなった場合は昨年安年の355,000円付近を割るような動きとなるであろう。


逆にこのままロング優勢で価格が上昇する可能性もある。BitfinexのLS比率は大口の今後の動向が示される傾向があるため、このまま価格上昇というシナリオもある。


相場への見解はそれぞれある。しかし最終的な相場の結果が正解なのである。

その正解が訪れるのももう時間の問題であろう。今後もビットコインの値動き・LS比率に注目だ。