メタプラネット(3350)の株価は10月5日午後1時30分時点で296円と、前日比5円高の1.72%高で推移しています。週明けは295円で始まり、朝方に287円まで下げたあと切り返して、後場に302円をつけましたが、その後は上げ幅を縮めています。
株価の上下を決めたのは、週明けのBTC(ビットコイン)の戻りです。週末に8万3000ドル台まで下げたBTCは、米国の先物取引が始まった5日7時から売り持ちの買い戻しで上げ足を速めました。株価が287円の安値をつけたのはBTCが午前の安値をつけた直後の9時38分で、BTCが10時28分に8万6999ドルまで上昇すると、株価も1分後に300円をつけています。
ビットコイン、週明けの買い戻しで8万6000ドル台まで上昇|建玉は2時間で2000BTC超が減少
当日の値動き
寄り付きは前日比4円高の295円で、いったん売られたあと10時台後半に300円へ戻しました。前引けは299円で、後場は302円まで上げたあと、BTCが13時台に8万5600ドル台まで下げた時間帯に296円まで緩んでいます。日経平均は米国の利上げ見送りへの期待から2.12%高となりましたが、リミックスポイントやgumiなど暗号資産関連株の動きはまちまちでした。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、5日移動平均(292.2円)と25日移動平均(278.8円)をともに上回っています。上値の節目は200日移動平均の321円台で、3カ月では31.0%上昇しており、PBRは1.17倍です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、300円が10時台と11時台に2度上値を抑え、後場の始めに302円まで上抜けたものの、その後は再び300円を割り込みました。上値は302円、下値は朝方に何度も下げ止まった289円です。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
BTC価格が1359万円台まで上がり、Bitcoin NAV(評価額)は5846億円となりました。未実現損益はマイナス747億円(マイナス11.3%)と、2日前引け時点のマイナス827億円(マイナス12.5%)から80億円改善しています。
1株あたりNAV(希薄化前)は428.47円で、株価296円はその0.69倍です。企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.86倍と、2日前引け時点と同じ水準です。
今後の株価の焦点
株価は300円を上抜けて定着できるかが目先の分かれ目で、下値は今朝の安値287円が目安です。
会社側では、2日に過去の有価証券報告書など4件を訂正し、ゲロヴィッチCEOがMMXXの議決権の過半数を持つとしていた記載を改めました。7〜9月期のビットコイン購入は過去2四半期と違って2日には開示されず、保有量は4万3000BTCのままです。MSCIはメタプラネットを指数から外す可能性のある見直しの結論を16日までに示す予定と報じられており、8日3時の米FOMC議事要旨とあわせて次の材料になります。
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