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フィデリティ幹部、ビットコイン「新たな強気相場」入りを示唆|2029年30万ドルを展望

2026年9月28日 18:33  Arai Yu

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フィデリティ・インベストメンツのグローバル・マクロ担当ディレクター、ジュリアン・ティマー氏は9月26日、ビットコイン(BTC)が6万ドル付近の重要な支持線を維持したことを受け、「新たな循環的強気相場が進行している」との見方を示した。パワーローモデルに基づき、2029年に30万ドルを目指す可能性があるとしている。

ティマー氏は、ビットコインの長期的な価格推移を捉えるパワーローモデルが、6万ドルを維持した後も強気サイクルへの移行を示していると説明した。30万ドルは、9月27日時点の8万4000ドル前後から約3.6倍の水準となる。

パワーローは、ビットコインの価格と誕生からの経過時間を対数尺度で分析し、長期的な価格トレンドを捉える手法だ。ティマー氏は以前から6万ドル前後を重要な支持領域と位置付けており、2026年の下落局面でもこの水準が長期トレンドを維持できるかに注目していた。

7月時点では、ビットコインがパワーローの下限に接近する一方、世界的な流動性環境を踏まえて反転材料は乏しいとの慎重な見方を示していた。その後、価格が支持線を維持したことで見方を徐々に引き上げ、今回、新たな強気サイクルが始まったとの判断を示した。

ビットコインは2025年10月に約12万6000ドルの過去最高値を付けた後、2026年6月下旬には約5万8000ドルまで下落した。その後は反発し、9月27日時点では8万4000ドル前後で推移している。

ティマー氏の30万ドル予想は、短期的な値動きではなく、ビットコインがこれまで形成してきた長期的なパワーロートレンドが続くことを前提としたものだ。今後も6万ドル付近の支持線を維持しながら上昇サイクルを継続できるかが焦点となる。

画像:Shutterstock

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