メタプラネットは2026年第2四半期に2823BTCを追加取得し、ビットコイン保有量を43000BTCに引き上げました。取得額は約1億7070万ドルです。7月2日に公表された内容で、国内上場企業による暗号資産(仮想通貨)保有戦略の規模拡大を示しました。
同社CEOのサイモン・ゲロヴィッチ氏はXで、第2四半期の追加取得と総保有量の更新を明らかにしました。投稿では「Still climbing. Never stopping.」と記し、保有状況を確認できるmempool.spaceのリンクもあわせて示しています。
メタプラネットの公式サイトでも、ビットコイン保有量は43000BTCと表示されています。今回の開示は、四半期単位で積み増しを続ける同社の方針が足元でも継続していることを示しています。
企業財務に組み込まれるビットコイン保有
企業がビットコインを財務資産として保有する動きは、米MicroStrategy(現Strategy)をきっかけに広がりました。メタプラネットも同様に、現金や短期金融資産とは異なる形でビットコインをバランスシートに組み込む企業として知られています。
この手法では、事業収益とは別に、企業価値の一部がビットコイン価格の変動と連動しやすくなります。株式市場では、暗号資産そのものを直接保有しない投資家でも、上場企業株を通じてビットコインへのエクスポージャーを取る手段として受け止められることがあります。
今回の追加取得は、短期的な売買ではなく、保有残高を積み上げる戦略の延長線上にあります。取得原資の詳細は示されていないものの、開示された数字からは、同社が引き続き大口の買い手として市場に存在していることが分かります。
日本では、上場企業がここまで大きな規模でビットコイン保有を前面に打ち出す例はなお限られます。43000BTCという残高は、企業の財務戦略として暗号資産を扱う動きが国内でも一段と可視化しています。
参考元:メタプラネット
画像:Shutterstock
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