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ブラックロック、利回り型ビットコインETF「BITA」を上場

2026年6月17日 17:41  Arai Yu

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米資産運用大手BlackRockは6月16日、利回り追求型のビットコインETF「iShares Bitcoin Premium Income ETF(BITA)」をナスダックに上場しました。設定日は6月9日で、6月15日時点の純資産は1065万ドル、スポンサーフィーは年0.65%です。ビットコイン現物の保有にカバードコール戦略を組み合わせ、月次分配を目指す設計で、現物保有だけでは得にくいインカム収入を取り込む商品として位置付けられます。

BITAの月次分配の仕組み

BITAは、ビットコイン現物への値動き連動を確保しながら、オプションの売却収入を分配原資に組み込むETFです。BlackRockの公式資料では、主に自社の現物ビットコインETF「IBIT」を通じてエクスポージャーを持ち、その資産の約25〜35%相当に対してカバードコールを売却する運用方針を示しています。

カバードコールは、保有資産を裏付けにコールオプションを売る手法です。価格が緩やかに上昇する局面や横ばい局面では、受け取ったオプションプレミアムが収益源になります。一方で、ビットコイン価格が大きく上昇した場合は、上値の一部をオプション売却によって手放す構造になります。

このためBITAは、ビットコインの値上がり益を最大化する商品ではありません。現物ETFが価格上昇をそのまま追いかける設計なのに対し、BITAは上昇余地の一部と引き換えに、定期的な分配金を狙う商品です。値上がり益を重視する保有手段というより、ビットコイン関連資産からキャッシュフローを得たい投資家向けの設計です。

BlackRockの公式ページでも、BITAは月次分配を予定している一方、固定利回りや一定額の分配を約束していません。初回分配の実績金額はまだなく、実際の分配水準はオプションプレミアムの水準やビットコイン価格の変動、売却条件によって変わります。

参考元:blackrock
画像:shutterstock

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