CoinPartner

【完全無料】業界最大級の仮想通貨オンラインサロン

詳細はこちら

ビットコイン6万6000ドル台へ急落|中東リスクと7万ドル割れの清算連鎖で仮想通貨市場は暴落

2026年6月3日 09:20  Arai Yu

※この記事には広告・PRが含まれます

ビットコイン(BTC)は2026年6月3日8時時点で6万6804ドル前後で推移しています。24時間の騰落率はマイナス6.43%と大幅な下落となり、前日にアナリストが死守ラインとしていた7万1000ドル、続いて7万0000ドルの心理的節目を相次いで割り込みました。

直近24時間で市場が強く意識したのは、中東情勢の緊迫によるリスクオフと、主要サポート割れをきっかけにしたレバレッジ取引の清算連鎖です。恐怖・貪欲指数は23の「極度の恐怖(Extreme Fear)」まで低下し、市場心理は急速に冷え込んでいます。

値動きの振り返り

BTC/USDT 30分足チャート

24時間の高値は7万1432ドル、安値は6万6193ドルでした。6月2日の取引序盤は7万1000ドル台で始まりましたが、その後は売りが優勢となり、7万1000ドル、7万0000ドルの節目を次々と割り込みました。下落の過程で6万8000ドルを割り込むと値動きが加速し、安値6万6193ドルまで急落しています。

現在は6万6800ドル前後で下げ渋っていますが、いったん割れた7万0000〜7万1000ドルの帯域は戻り売りの壁に転換しています。短期的には、割れた7万0000ドルと、当面の下値となる6万6000ドルが意識される展開です。

相場を動かした背景

中東情勢の緊迫と7万ドル割れの清算連鎖

相場を動かしたメイン要因は、中東情勢の緊迫を起点とするリスクオフと、それに伴う主要サポート割れの清算連鎖です。イランがイスラエルのレバノンでの軍事作戦激化を受けて対米核交渉を停止したと報じられ、市場全体にリスク回避のムードが広がりました。

この流れのなかでBTCは前日まで死守ラインとされた7万1000ドル、さらに7万0000ドルを割り込み、6万8000ドルを下回ると清算が一気に連鎖しました。直近24時間で暗号資産全体の清算額は約12.3億ドルに達し、そのうちロングの清算が約10.9億ドル、ショートの清算が約1.4億ドルと、ロングに極端に偏った内容でした。

テクニカル面でも2月以来続いていた上昇チャネルの下値支持を下抜けたと指摘されており、過去最高値からは45%超下落した水準にあります。リスクオフによる売りと、レバレッジをかけたロングの投げ売りが重なり、下げを加速させたとみられます。

ビットコイン(BTC)テクニカル分析

日足チャート分析

日足チャートでは、7万1000ドルと7万0000ドルを相次いで割り込み、2月から続いていた上昇チャネルの下値支持を下抜けたと指摘されています。過去最高値からは45%超下落した水準で、当面は調整色の強い地合いとみられます。

中長期では、上値メドとして割り込んだ7万0000ドルの奪回が当面の課題となり、下値メドとしては6万6000ドルを維持できるかが焦点です。

4時間足チャート分析

4時間足チャートでは、高値・安値を切り下げる下降基調が続いています。割り込んだ7万0000ドルが戻り売りの目安に転換しており、この水準を回復できるかが押し目買いと戻り売りの判断材料になります。中期の上値メドは7万0000ドル、下値メドは6万6000ドルです。

1時間足チャート分析

1時間足チャートでは、急落後に6万6193ドル付近で下げ止まり、6万6800ドル前後でもみ合う短期トレンドとなっています。短期トレーダーが当日見るべきラインとしては、下値で6万6000ドルの維持可否、上値で7万0000ドルの奪回可否が分岐点です。サポートは6万6000ドルと6万6193ドル(24時間安値)、レジスタンスは7万0000ドルと7万1432ドル(24時間高値)が意識されます。

デリバティブ動向

OI・清算動向

直近24時間の暗号資産全体の清算額は約12.3億ドルに達しました。内訳はロングの清算が約10.9億ドル、ショートの清算が約1.4億ドルで、ロングに極端に偏った清算となりました。6万8000ドル割れが清算の引き金となり、下落を加速させたとみられます。なお、OIや資金調達率、ロング・ショート比率の具体的な数値は今回未取得ですが、レバレッジ解消が一巡するまでは値動きの振れ幅が大きくなりやすい点には注意が必要です。

注目清算ライン

注目すべき清算ラインとして、下値では6万6000ドル割れでさらなるロング清算の連鎖が起きやすく、警戒が必要です。逆に上値で7万0000ドルを奪回する場面では、ショートの踏み上げによる急な戻りが入りやすくなります。

恐怖・貪欲指数が23の極度の恐怖まで低下した局面では、節目前後でボラティリティが高まりやすいため、急変動に注意したいところです。

ETF動向

米現物ビットコインETFは流出基調が続いています。11営業日連続の純流出となり、上場来で最長の流出局面に入りました。流出規模は5月終盤までの11セッションで約34.5億ドルにのぼります。流入か流出かでいえば明確な流出で、この継続的な資金流出が機関需要の後退を示し、相場の重しとなっています。なお6月2日単日の確定フローは未取得です。

本日のデイトレ注目材料

米国の経済指標では、日本時間6月3日21時15分にADP雇用者数、23時にISM非製造業景気指数と製造業受注が発表されます。雇用や景況感の強弱は利下げ観測に影響し、ドルや金利を通じてビットコインにも波及し得るため、結果に注意が必要です。

要人発言・イベントでは、6月4日0時にFRBのグールズビー総裁の発言、6月4日3時に地区連銀経済報告が予定されています。さらに週末6月5日21時30分には5月の米雇用統計が控えており、今週後半に向けては雇用関連データが最大の焦点となります。

短期の市場テーマとしては、中東情勢を巡るリスクオフが続くか、レバレッジ清算が一巡するか、ETFの流出が止まるか、そしてAI関連株への資金回帰が続くかが挙げられます。上方向の焦点は7万0000ドルで、ここを奪回できればショートの買い戻しを巻き込んで7万1432ドル方向への戻りが入りやすくなります。

下方向の焦点は6万6000ドルで、ここを明確に割り込むとロング清算の連鎖でさらに下値を試す展開に警戒が必要です。短期トレーダーが本日見るべきラインは、下値防衛の6万6000ドルと、戻りの起点となる7万0000ドルです。

まとめ

本日のビットコイン相場で短期的に注目すべきは、中東情勢を起点としたリスクオフが落ち着くかどうかと、6万6000ドルの下値を維持できるかという点です。

ロングに偏った清算が一巡し、7万0000ドルを回復できるかが目先の分岐点となりそうです。極度の恐怖が広がる局面だけに、本日のADPやISM、節目前後の急な値動きには注意して臨みたいところです。

MEXC キャンペーン

取引手数料無料で始めるなら MEXC

3,000種類以上の銘柄に対応、最大500倍レバレッジの仮想通貨取引所

  • 取引手数料無料
  • 取扱銘柄3,000種類以上
  • 最大レバレッジ500倍