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【相場分析】今週のビットコイン価格の展望|7万ドル割れで急落加速か、重要サポートの攻防に注目

2026年6月1日 21:40  【編集長】合原和也

※この記事には広告・PRが含まれます

こんにちは、コインパートナーです。6月1日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

 現在のビットコイン(BTC/USDT)は7万2000ドル付近で推移しています。先週は上昇チャネルの下限ラインを完全に下抜け、中期的な下落トレンドが確定した形となりました。4月の米消費者物価指数(CPI)が前年比+3.8%と依然として高止まりしていることも市場の重荷となっており、リスク資産全体に売り圧力がかかっています。

 テクニカル的には、日足で7万ドルという強力な心理的節目のサポートを維持できるかどうかが最大の焦点です。7万ドルを守れれば反発の余地がありますが、割り込んだ場合は6万5000ドルへの急落も視野に入ります。4時間足では下落並行チャネルが形成されており、チャネル上限が強いレジスタンスとして機能しています。

 今週は6月5日(金)に米雇用統計、6月10日(水)にCPI発表が控えています。インフレ鈍化が確認されれば買い戻しの材料となり得ますが、予想を上回るインフレ継続の場合はさらなる下落圧力となる可能性があります。また翌週6月17日にはFOMC政策金利発表も予定しており、相場は一段とボラタイルな展開が予想されます。

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ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

日足チャートを確認すると、ビットコインは現在7万2000ドル付近まで下落しており、チャート上に記した通り「次のサポートは7万ドル」という水準が迫ってきています。

7万ドルは2024年から繰り返し意識されてきた強力な心理的節目であり、過去に何度もサポートとして機能してきた価格帯です。現在の価格はこの水準に近づいており、買い勢力がどこまで踏みとどまれるかが今週の最大の注目点となります。

移動平均線(MA)は全体的に下向きに推移しており、中長期的なトレンドは依然として弱気です。RSIは32付近まで低下しており、売られすぎ圏に入りつつあることから、7万ドルでの反発シナリオも否定はできません。

ただし、RSIが売られすぎ圏に入ったからといって反発が保証されるわけではありません。強いトレンド相場では、RSIが売られすぎ圏を長期間維持したまま下落が続くことがあります。7万ドルを割り込んだ場合は次のサポートがなく、6万5000ドルへの急落が現実的なシナリオとなります。

BTC/USDT4時間足チャート

4時間足では、チャート上に示した通り「上昇チャネル内に戻れず、中期下落トレンドが確定」した形となっています。先週末にかけて上昇チャネルの下限ラインへの戻りを試みましたが、ここをレジスタンスとして跳ね返され、再度下落に転じました。

このチャネル下限ラインのブレイク・アンド・リテストは教科書的な売りシグナルであり、中期的な売り圧力がしばらく続くことを示唆しています。4時間足の下落並行チャネルに沿って分析すると、まずは7万1000ドル付近までの下落が見込まれます。

各移動平均線は完全に下向きに揃っており、ゴールデンクロスの兆候もありません。7万4000〜7万5000ドル付近には複数のMAが集中するレジスタンスゾーンが形成されており、仮に反発局面が来ても、この価格帯では強い売り圧力が待ち構えています。

今週の注目指標

今週は相場を大きく動かし得る重要指標が複数予定されています。それぞれの発表内容と、ビットコインへの影響を事前に把握しておきましょう。

【6月5日(金)21:30 JST】米雇用統計(5月)
今週最大の注目指標です。先月(4月)は11万5000人増と市場予想を大きく上回る結果でした。今月も強い数値が続けばFRBの利下げ観測がさらに後退し、ビットコインには売り材料となります。一方、予想を下回る弱い数値であれば「利下げ期待」が再燃し、買い戻しの材料となる可能性があります。

【来週・6月10日(水)21:30 JST】米消費者物価指数(CPI)・5月分
4月のCPIは前年比+3.8%と高止まりしており、FRBの利下げ開始を遠ざける要因となっています。今回の5月分でインフレの鈍化が確認できるかが焦点です。予想を下回る数値(インフレ鈍化)はビットコインにとってポジティブ、予想超えの場合は更なる下押し要因となります。

今週の理想の注文ポイント

現在は明確な中期下落トレンド下にあります。基本姿勢はショート(売り)優位ですが、7万ドルという強力なサポートに近づいていることから、反発局面での慎重な対応も求められます。

理想のショートシナリオ展開
  • エントリー:7万3000〜7万4000ドルの戻り局面で売り注文
  • 利益確定:7万1000ドル付近で一部利確、7万ドル割れで追加利確
  • 損切り:7万5000ドルを明確に上抜けた場合は損切り
理想のロングシナリオ展開
  • エントリー:7万ドル付近でのサポート確認後(長い下ヒゲや反発の陽線確認後)に買い注文
  • 利益確定:7万4000ドル付近で利確
  • 損切り:6万9000ドルを明確に下抜けた場合は即損切り

※ロングエントリーは7万ドルでの明確な反発確認が前提です。「7万ドルだから大丈夫」という先入観でのエントリーは厳禁です。必ず反発の確認シグナルを待ってからエントリーしましょう。

相場一言アドバイス

「レジスタンス転換」とは何か

今週のチャートで最も重要なポイントは「上昇チャネルの下限ラインがレジスタンスに転換した」という動きです。これは「サポ・レジ転換」と呼ばれるテクニカル分析の基本概念です。

かつてサポート(支持線)として機能していたラインは、一度それを明確に下抜けると、今度はレジスタンス(抵抗線)として機能するようになります。これは多くのトレーダーが「前回のサポートラインで戻ったら売ろう」と考えるためです。今回のチャートはまさにその教科書通りの動きとなっており、7万4000〜7万5000ドル付近への戻りは売りのチャンスと見ることができます。

心理的節目「7万ドル」の重要性

7万ドルというキリの良い価格帯は、多くの個人投資家・機関投資家が意識するレベルです。「ここで買いたい」という需要が集まりやすく、反発が起きやすい価格帯です。ただし、こうした心理的節目は一度割れると逆に「もう支えられない」と判断した売りが殺到しやすく、急落につながるリスクも持ち合わせています。

今週のポジション管理の心構え

今週は雇用統計・CPI・そして来週のFOMCを控えており、指標の結果次第で大きな値動きが予想されます。ポジションを保有する場合は、レバレッジを抑えてリスク管理を徹底することが重要です。特に雇用統計(6月5日)前後は相場が乱高下しやすいため、ポジション量を減らすか、指標通過後に改めてエントリーの判断をする姿勢が賢明です。

下落トレンド中はショートが有利な地合いですが、急反発(ショートスクイーズ)にも注意が必要です。損切りラインを事前に決めてから入場することを徹底しましょう。

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