2026年5月28日のメタプラネット(3350)は、前日比10円安の280円まで売られ、騰落率は-3.45%となりました。ビットコイン(BTC)が7万4000ドル台へと続落するなか、同社株も寄り付き後に売り直される展開となっています。
米イラン関連の地政学リスクの再燃、原油価格の上昇、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ後ずれ観測に加え、スポットBTC現物ETFからの資金流出継続が重なり、暗号資産関連株全体が手控えムードに包まれました。
ビットコイン、7万5800ドル付近で軟調|本日米PCEとGDP発表を控えたポジション調整が重しに
当日の値動き

メタプラネット株は寄り付きの285円から短時間で299円まで買われ、前日終値290円を上抜ける場面がありました。しかし買いは続かず、午前中盤にかけてじりじりと値を消し、ランチタイム明けには本日安値となる279円までもみ合いを切り下げています。
13:30時点の出来高は約2749万株と前日5/27の4859万株から減少しており、買い方の追随に勢いが乏しい点が下値の重さに反映されています。前日5/27は始値286円から一時264円まで突っ込んだ後に290円終値まで戻していただけに、寄り高後に売り直される今日の値動きは戻り売り圧力の強さを示すかたちとなりました。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足ベースでは、4月以降続いている下降トレンドが継続しており、株価は5日移動平均線・25日移動平均線をいずれも明確に下回ったまま推移しています。5/27に付けた直近安値264円が短期的なサポートとして意識される一方、上値は25日線が走る300円台前半が抵抗帯となっており、本日寄り直後の299円高値もこの水準ではね返されたかたちです。
MACDはマイナス圏で再びゼロライン下方へ広がり始め、デッドクロス継続中であることから、短期的なモメンタムは弱気優勢といえます。週足ベースでも年初来安値圏での推移が続いており、明確な反転シグナルは確認できていません。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、5/28寄り付きから午前中盤にかけて高値299円から押し戻され、その後は285円→281円と切り下げ型の戻り高値を形成しています。短期の25時間移動平均は下向きで、価格はその下を維持できないまま推移しており、戻り売りに押されやすい地合いです。
直近のサポートは前日安値264円、レジスタンスは寄り高値299円および前日終値290円で、まずは280円割れで264円試しが意識される展開となります。RSIは40前後と中立寄り弱気、ボリンジャーバンド下限近辺での推移が続いており、短期反発の余地はあるもののトレンド転換には至っていません。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
同社のBTC保有量は4万177BTC、BTC平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円となっています。Bitcoin NAV(純資産価値)は4686億円で、未実現損益は-1547億円(-24.8%)と含み損が拡大しており、直近のBTC続落がバランスシートに重く反映されているかたちです。
時価総額は本日終値ベースで3584億円(-128億円、-3.45%)、企業価値(EV)は4199億円で、mNAVは0.90倍と1倍割れが継続し、株価が裏付けとなるBTC保有価値を下回るディスカウント状態が一段と深まっています。1
株あたりNAV(希薄化前)は366.15円で、現在値280円に対してなお3割超の乖離が残っており、BTC価格動向と並んでこのプレミアム/ディスカウント率の推移が今後の株価評価軸となります。BTCイールドは年初来+2.45%・四半期-0.40%、レバレッジ比率は10.1%と、財務面では過度な負担は確認されません。
今後の株価の焦点
下値の節目は5/27に付けた264円、上値は本日高値の299円および25日線が走る300円台前半が意識されます。BTCが7.4万〜7.6万ドルの需要ゾーンを維持できるかが当面の最大の焦点であり、ここを割り込んだ場合は同社株も264円のサポート再試しを迫られる展開となりそうです。
一方、米イラン情勢の落ち着きや原油価格の反落、ETFフローの再流入といったマクロ環境の改善が確認できれば、mNAV 0.90倍の割引水準が修正される過程で株価のリバウンド余地も出てきます。
短期的にはBTC現物相場と米株市場のリスクオン/オフ動向、加えて同社の追加買い増しIRの有無が引き続き株価の方向性を決める材料として注目されます。
世界1億2,000万人が利用 Bitget
人気のグローバル暗号資産取引所
- ✓ 手数料は業界最安水準
- ✓ 最大200倍レバレッジの先物取引
- ✓ 先物手数料永久30%OFF
