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ビットコイン・イーサリアム・リップル下落|ブラックロック巨額売却が仮想通貨市場に影響か

2026年5月28日 13:21  Arai Yu

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5月27日の暗号資産市場は、主要3銘柄がそろって続落しました。前日にBlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)で観測された13億ドル規模のダークプール売却が尾を引き、米現物ビットコインETFから1日で3.3億ドル超が流出。

同日の清算額は3.3億ドルに達し、その大半をロングポジションが占めました。28日アジア時間にかけては3銘柄とも下げ渋っていますが、戻り売り圧力は依然として残っています。

ビットコイン、7万5800ドル付近で軟調|本日米PCEとGDP発表を控えたポジション調整が重しに

ビットコイン、7万4300ドルまで下落

BTC/USDT 4時間足チャート

ビットコインは27日未明に7万5800ドル付近で寄り付いた後、同日夕方から夜にかけて売りが優勢となりました。米現物ETFの記録的な流出が伝わると下げ幅を拡大し、28日朝方には5週間ぶり安値となる7万4300ドル台まで沈みました。

同日午前に入ると押し目買いがやや優勢となり、正午時点では7万5500ドル前後で取引されています。直近では下値7万5000ドル、上値7万6500ドルが当面の節目として意識されており、IBITの追加売却観測が後退するかが反発持続の鍵となります。

イーサリアム、2070ドル近辺へ軟化

ETH/USDT 4時間足チャート

イーサリアムも重い展開を強いられました。27日午前は2100ドル手前で推移していましたが、BTC連れ安と米現物ETHスポットETFからの3500万ドル流出が伝わると下値を切り下げ、夕方には2069ドル付近まで売られました。

28日アジア時間も2070ドル前後でのもみ合いが続いており、自律反発というよりBTC追随の値動きが目立ちます。短期的には2050ドル割れを回避できるかが焦点となります。

リップル、1.33ドル台へ小幅軟化

XRP/USDT 4時間足チャート

リップル(XRP)は値幅こそ抑えられたものの、相場全体のリスクオフ圧力から逃れられませんでした。27日序盤の1.34ドル台から米国時間に入ると1.33ドル台前半まで水準を切り下げ、28日アジア時間も1.33ドル近辺で推移しています。

XRPスポットETFには小幅な資金流入が続いている一方、BTC主導のマクロ悪化が上値を抑える格好で、当面は1.30ドルのサポート維持が試金石となります。

米現物ETFから3.3億ドル流出、ロング清算は2.8億ドル

下落の起点は、5月26日にNasdaqで成立したIBIT約2900万株・13億ドル規模のダークプール売却です。Bloomberg ETFアナリストのEric Balchunas氏も確認した同取引は、IBIT史上有数の大口処分とされ、機関投資家の利確観測が一気に広がりました。

これを受けて翌27日の米現物BTC-ETFは合計3億3371万ドルの純流出を記録し、IBIT単体だけで1億9244万ドルが抜けました。同時に3億3329万ドルのポジション清算が発生し、うち2億8283万ドルをロングが占める形で、過熱していた強気ポジションの巻き戻しが連鎖した格好です。

次の焦点はETFフロー反転と米PCE・GDP発表

市場参加者の関心はまず、日本時間28日夜に発表される米国のQ1 GDP改定値と4月PCE・コアPCEに集中しています。FRBが重視するインフレ指標が市場予想を上回れば、利下げ織り込みの後退から仮想通貨にも追加売りが波及する可能性があります。

あわせて米現物BTC・ETHスポットETFの流出継続有無も短期センチメントを左右する材料です。テクニカル面ではBTCの7万5000ドル、ETHの2050ドル、XRPの1.30ドルがそれぞれ目先の防衛ラインとなります。

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