2026年5月8日(金)のメタプラネット(3350)は、5月8日14時30分時点で前日比-9円(-2.55%)の344円まで下落しています。
前日5月7日に341円から378円まで急騰し終値362円で着地した反動と、ホルムズ海峡での米イラン交戦を受けたビットコイン(BTC)の8万ドル割れが重なり、利益確定売りが優勢の展開となりました。
BTC・ETH・XRP下落|米イラン交戦とBTC8万ドル割れで仮想通貨に売り
378円の急騰高値から、344円まで反落

5月8日の始値は357円と前日終値362円から-5円のギャップダウンでスタート。寄り付き直後の10時06分には366円まで戻しを試みる場面もありましたが、前日高値378円には届かず、前場終盤にかけて売りが優勢となりました。
後場に入ると地合いの悪化とともに下値を模索する展開となり、14時19分には当日安値の345円まで下落。5月7日の急騰時に出来高を伴って上抜けた25日移動平均線水準まで一気に押し戻された格好です。
前場時点での売買高はすでに前日対比で減少傾向にあり、急騰後の高値圏で買い手が後退している状況が窺えます。
メタプラネット テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、5月7日に2月以降約2カ月半続いた300〜330円のレンジ上限を出来高を伴って上抜けたものの、翌日にかけて高値378円から34円幅の急速な押し戻しが入る形となりました。
25日移動平均線の上方ブレイクは維持しているものの、長い上ヒゲを伴うローソク足となり、目先は340円台前半での攻防が続くとみられます。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、5月7日の378円を頂点とし、5月8日寄り後の戻り高値366円とでダブルトップを形成する形状となっています。直近の下値サポートは短期移動平均線が集中する340円付近で、ここを割り込んだ場合は長期移動平均線が走る335円水準が次の節目となります。
上値抵抗は当日高値の366円、その上は前日高値378円が意識される展開です。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
BTC保有量は約4万BTC、平均取得単価は約10万7716ドルとなっています。5月8日午後時点のBTC価格は7万9600ドル台まで下落しており、未実現損失は約26%まで再拡大。前日にかけて進んでいた含み損の縮小プロセスが、ホルムズ海峡情勢の急変で巻き戻された形となっています。
BTC価格の下落に伴いBTC NAVも0.88と縮小しており、1倍を下回る状態が続くmNAVの修正には新たな材料が必要となります。
中東情勢が再燃、5月13日決算発表が次の試金石
5月8日早朝にホルムズ海峡で米海軍駆逐艦とイラン軍が交戦し、米中央軍が「自衛のための反撃を行った」と発表したことで、5月6日まで進んでいた米イラン停戦合意観測が一気に巻き戻されました。WTI原油先物は時間外で2%上昇し、東京市場でも日経平均が前日の過去最大3320円高から反落する展開となっています。
メタプラネット株は340円のサポート維持が当面の焦点で、ここを割り込んだ場合は5月7日の急騰前水準である325円付近までの調整余地があります。
一方、5月13日の第1四半期決算発表を控えてBTC追加購入の有無や四半期業績の進捗が市場の注目材料となり、決算前のポジション調整が値動きを大きくする可能性があります。
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