2026年5月7日(木)のメタプラネット(3350)は、GW明け初日の取引で前日比+45円(+13.85%)の370円まで急騰しています。寄り付きから341円のギャップアップでスタートし、その後も売り物を消化しながら水準を切り上げる強い展開となっています。
米国とイランの戦闘終結合意接近を受けて日経平均が一時3000円超高となるリスクオン相場のなか、ビットコインも約3カ月ぶりに8万ドル台を回復しており、BTCトレジャリー企業として知られる同社にダブルの追い風が吹いた形とみられます。
ビットコイン、8万2000ドル台まで上昇|米イラン和平進展と原油急落でリスクオン拡大
341円から370円へギャップアップで一方通行の上昇

5月7日の始値は前日終値325円から+16円のギャップアップとなる341円(9:04)。安値もこの寄り付き値で、9時30分には367円、10時40分には当日高値の370円を記録しました。寄り後に押し目をつくることなく、一貫して買いが優勢の地合いとなっています。
午前中の売買高はすでに約3,292万株に達しており、前日5月6日の通日出来高1,292万株を午前のうちに2.5倍超で上回る活況です。年初来高値は1月15日の639円、年初来安値は2月25日の284円ですが、安値からの戻りで初めて25日線を出来高を伴って明確に上抜ける展開となりました。
メタプラネット テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、2月以降約2カ月半続いた300〜330円のレンジ上限を、出来高を伴って明確に上抜けた形です。25日移動平均線も同時に上方ブレイクしており、MACDもゼロラインの上抜けに向かう動きとなっています。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、寄り付きから一方通行の上昇となり、短期移動平均線・一目均衡表の雲をいずれも一気に上抜けています。下値サポートは寄り付き値の341円、上値は当日高値の370円が短期レジスタンスで、ここを明確に上抜けて380円台に乗せられるかが後場の焦点です。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
BTC保有量は約4万BTC(4月2日時点で5,075BTC追加し4万突破)、平均取得単価は約10万7716ドルです。5月7日朝時点のBTC価格は約8万ドルで、未実現損失は約25.7%となっていますが、2月の安値圏(一時6万2000ドル付近)からは含み損が大きく縮小しています。
BTC価格の8万ドル台回復に伴いBTC NAVも拡大しており、ディスカウント状態にあったmNAVが修正される動きが、当日の急騰の背景にあるとみられます。5月13日には2026年12月期第1四半期決算の発表が予定されており、追加購入の有無が次のmNAV改善材料として注目されます。
中東和平進展がリスクオン誘発、341円のサポート維持が焦点
米ニュースサイトのアクシオスは6日、米国がイランとの戦闘終結に向け合意に近づいていると報道。WTI原油先物が前日比7%下落するなど中東情勢の緊張緩和が進み、東京市場では日経平均が一時3000円超高で6万2000円台に乗せる歴史的な急騰となっています。
メタプラネット株は341円を寄り付き値として維持できる限り、365〜370円軸の強含みが続く可能性があります。上抜けた場合は4月の戻り高値圏となる400円が次の節目で、5月13日の決算発表に向けてポジション形成の動きも続きそうです。
