2026年4月16日(木)のメタプラネット(3350)は、前日比+16円の343円で引けました。同日より新MSワラント(初回行使価格373円)の行使がスタートし、Q2の資金調達フェーズが正式に始動しました。
2026年末の10万BTC保有目標に向けた追加購入進捗への期待が継続的な買いを支えた展開とみられます。
メタプラネット、株価337円で続伸|総保有10万BTC目標へ資金調達本格始動
当日の値動き

4月16日は前日終値327円から7円高い334円で寄り付き、午前9時33分に346円の高値をつけた後、332円まで押し返される場面もありましたが、大引けにかけて持ち直し、343円で引けています。
出来高は約2,705万株と前日(2,205万株)をやや上回る水準で、資金調達始動への期待が新たな買いを呼び込んだ格好です。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、2月25日の年初来安値284円を底とした緩やかな切り上げが続いており、4月16日の343円はその流れを継続しています。4月14日の大陽線(+9.06%)を起点に前日の小幅陰線を挟みつつも陽線で引けており、短期的な上昇モメンタムが維持されているとみられます。
25日移動平均線(322円付近)を上回る水準での推移が続いており、短期的な下値支持として機能しています。次の節目は3月17日の高値391円で、この水準を日足終値で明確に上抜けられるかどうかが中期トレンド転換の鍵となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、寄り付き後の334円から346円まで急伸した後、332円付近まで反落するという序盤の乱高下が確認されました。その後は徐々に下値を切り上げながら大引けにかけて343円まで回復しており、底堅い需給環境がうかがえます。
ワラントの初回行使価格373円がレジスタンスとして意識される一方、前日の安値水準325円が短期サポートとして機能しているとみられます。
ビットコイン(BTC)が7万4000ドル台を維持しているかどうかが、引き続き株価の短期的な方向感を左右する変数となっています。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
メタプラネットの3月末時点のBTC保有量は4万177BTC、累計取得額は6,233億7,000万円で、平均取得単価は1BTCあたり約1,551万円となっています。
4月16日のBTC価格は円建てで約1,180万円台半ばで推移しており、保有BTCの時価評価額は約4,730億円程度と推計されます。未実現損益は依然マイナス25〜30%程度の水準とみられます。
株価343円時点のmNAVは1.0倍前後と、保有BTC純資産価値とほぼ等価近辺での取引が続いています。また、Q1 2026のビットコイン・インカム事業収益は約29.6億円を計上しており、オプション戦略によるBTC取得コストの一部をオフセットする収益構造が機能しつつあります。
今後の株価の焦点
4月16日から始動したMSワラントは初回行使価格373円で最大1億株の行使が可能であり、調達資金はQ2のBTC追加購入に充当される見込みです。
短期的な下値サポートは325円および年初来安値284円が意識される水準です。上値レジスタンスはワラント初回行使価格373円と3月17日高値391円が節目となります。
5月13日に予定される次回決算発表に向けて、BTC追加購入の進捗状況とBTC価格の動向が株価の方向性を左右する焦点となりそうです。
