日本時間4月10日午前8時現在、ビットコイン(BTC)は7万1754ドル付近で取引されており、過去24時間で+0.92%の上昇を見せています。
米国とイラン間の停戦合意報道を受けて一時7万2000ドル台を回復しましたが、その後は利益確定売りに押されつつも、7万1000ドル台を維持する堅調な値動きとなりました。
市場は今夜発表される米消費者物価指数(CPI)を控え、大口投資家(クジラ)が8万ドル到達を見据えた強気なポジションを構築していることが注目されています。
値動きの振り返り

BTC/USDT 30分足チャート
過去24時間のビットコインは、7万1093ドルから7万2484ドルの間で推移しました。
日本時間4月9日深夜に高値をつけ、7万2000ドル台を回復する場面が見られましたが、その後は7万2400〜7万2500ドル付近で上値を抑えられました。
安値は4月9日午前に記録した7万1093ドルで、7万1000〜7万1200ドル付近で反発する底堅さを見せています。
短期的に市場で意識された価格帯は7万2000ドルであり、本日注目すべきラインは直近高値の7万2500ドルとサポートの7万1000ドルです。
相場を動かした背景
CPI発表前の強気センチメント
今夜の米消費者物価指数(CPI)発表を控え、市場ではインフレ指標への期待感から、大口投資家がビットコインの8万ドル到達を見据えた強気なポジションを積み増していることが明らかになりました。
この動きは、ビットコインの下値を支える要因となっており、デリバティブ市場における未決済建玉(OI)の増加とも一致しています。
大口投資家の強気な姿勢が、市場全体のセンチメントを押し上げているとみられます。
米国・イラン間の停戦合意報道による地政学リスク後退
中東情勢の緊迫化が和らいだとの報道が、リスク資産への資金流入を加速させました。
地政学リスクの低下はビットコインにとってポジティブに作用し、一時7万2000ドルを突破する原動力となりました。
補足材料2:ビットコインETFへの継続的な資金流入
米現物ビットコインETFは2日連続で資金流入を記録し、機関投資家の底堅い需要が確認されました。
流入額は減少傾向にあるものの、ビットコイン価格の下支えとして機能しています。
ビットコイン(BTC)テクニカル分析
日足チャート分析

日足チャートでは、ビットコインは主要移動平均線であるMA20(7万1130ドル)およびMA50(7万0818ドル)の上方で推移しており、上昇トレンドを維持しています。
相場の方向性は上昇基調であり、上値メドは7万4000ドル、下値メドは7万1000ドルが意識されます。
日足は主要移動平均線の上方で推移しており、強気トレンドが継続。7万2000ドルの定着が次の上昇への鍵となります。
4時間足チャート分析

4時間足では上昇チャネル内での推移が見られ、7万1000ドル付近のMA群がサポートとして機能しています。
相場の方向性はやや強気であり、上値メドは7万2500ドル、下値メドは7万1000ドルが意識されます。
4時間足では押し目買いが入りやすい構造。7万1000ドルを維持できるかが焦点です。
1時間足チャート分析

1時間足ではレンジ内でのもみ合いが続いており、短期トレンドはレンジ相場です。
MA20、MA50、MA100、MA200の全てが現在価格の下に位置しており、一目均衡表では雲の上方で推移し、三役好転の形を維持しています。
サポートは7万1200ドル、レジスタンスは7万2400ドルであり、本日見るべきラインは7万2000ドルです。
短期的な過熱感は解消され、次の一手を伺う展開。今夜のCPI発表に向けたポジション調整に注意が必要です。
デリバティブ動向
OI・清算動向
ビットコインの未決済建玉(OI)は1151億4000万ドルと、過去24時間で+2.72%増加しました。
24時間での清算額は3.6億ドルで、ロングとショートの清算はほぼ均衡しています。
OIの増加は新規ポジションの流入を示しており、市場参加者の関心が高いことを示唆しています。
資金調達率(Binance)は0.0000%と中立であり、急な方向感の変化には注意が必要です。
注目清算ライン

7万2500ドル付近にはショートポジションの清算が集中しており、このラインを上抜けた場合、ショートカバーによる急騰の可能性があります。
短期トレーダーは、この価格帯での値動きに警戒し、ポジションの管理を徹底する必要があります。
ETF動向
米現物ビットコインETFは、4月9日に1170万ドル(約164.7 BTC)の資金流入を記録し、2日連続の流入となりました。
流入額は減少傾向にあるものの、機関投資家からの継続的な需要がビットコイン価格の下支えとして機能しているとみられます。
本日のデイトレ注目材料
本日、日本時間21時30分には米3月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、市場の最大の注目材料となります。
CPIの結果次第では、米金利やドル指数に大きな影響を与え、ビットコイン市場も乱高下する可能性があります。
短期トレーダーは、上方向の焦点として7万2500ドルの明確な上抜け、下方向の焦点として7万1000ドルの維持に注目すべきでしょう。
特に7万2000ドルラインは、短期トレーダーが本日見るべき重要なラインとなります。
まとめ
今夜の米CPI発表を控え、ビットコイン市場はクジラによる8万ドル強気予想に支えられ、下値の堅い展開が続いています。
地政学リスクの後退やETFへの継続的な資金流入も相場をサポートしていますが、CPIの結果次第ではボラティリティが高まる可能性があります。
短期トレーダーは、7万2000ドルを意識しつつ、7万2500ドルの上抜け、または7万1000ドルの維持に注目し、慎重な取引が求められます。
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