イーサリアム投資企業bitmine(ビットマイン)は3月30日、イーサリアムの保有量が473万2082枚に達したと発表しました。
ETH総供給量の3.92%に相当し、ETHやBTC、現金、投資資産を含む総資産は107億ドルを超えています。企業トレジャリーとしてETHを大規模に積み増し、保有資産をそのままステーキング収益につなげる戦略が、短期間で規模を拡大しています。
さらに、同社は過去1週間で7万1179 ETHを追加購入したことも明らかにしました。
参考価格として示した1ETHあたり2005ドルで単純計算すると、今回公表したETH保有分の価値は約95億ドルにのぼります。
同社は、暗号資産トレジャリー企業としてStrategy(ストラテジー)に次ぐ世界2位に位置付けられるとしました。
保有ETHの66%をステーキング、年1億7700万ドル収益へ
ビットマインは473万2082 ETHのうち314万2643 ETH、比率にして約66%をステーキングしていると公表しました。価値ベースでは約63億ドル分にあたり、保有ETHをステーキングに回し、継続収益を確保する体制を整えています。
同社によると、直近7日間の利回り2.80%を前提にした年換算のステーキング収益は1億7700万ドルです。保有するETHすべてをステーキングした場合には、年2億6600万ドル規模の収益が見込めるとしています。
企業の暗号資産保有戦略は、価格上昇を待つだけの含み益狙いと受け止められがちですが、ビットマインのケースでは、保有資産そのものが継続収益を生む構造になっている点が特徴です。
ETH5%目標の78%達成、機関向け基盤も整備
ビットマインはあわせて、「Alchemy of 5%」と呼ぶ社内目標の進捗も示しました。これはETH総供給量の5%獲得を目指す取り組みで、同社は開始から8カ月でその78%を達成したと説明しています。
保有拡大と並行して、ステーキングの受け皿づくりも進めています。
同社は3月25日、機関投資家向けETHステーキングソリューション「MAVAN」を立ち上げ、大量のETHを保有するだけでなく、それを安全性や運用体制を意識しながら収益化するインフラも自社で整え始めています。
資金面では、現金9億6100万ドルを保有していることも開示しました。総資産107億ドルの内訳には、ETHや197 BTCのほか、Beast Industriesへの2億ドル投資、Eightco Holdingsへの1億200万ドル投資なども含まれます。
支援する機関投資家として、ARK、Founders Fund、Pantera、Kraken、DCG、Galaxy Digitalなどの名前も挙がっており、企業によるETH保有戦略が一部の実験段階を超え、機関マネーを伴う規模に入っていることを示しています。
参考元:prnewswire
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