カナダの金ロイヤルティ企業エレメンタルロイヤルティは2月17日、同社として初となる配当政策を打ち出しました。
取締役会で承認された内容は、普通株1株当たり年間0.12ドルの現金配当を四半期ごとに0.03ドルずつ支払うというものです。初回の権利確定日は2026年第1四半期末とされています。
今回特に注目を集めているのは、配当の受け取り方法としてテザーゴールド(XAUT)を選択できる点です。条件を満たした登録株主は、現金ではなく配当と同等価値のXAUTトークンを受け取ることができます。
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XAUTは1トークンにつき1トロイオンスの実物金に裏付けられたトークンです。そのため、配当をXAUTで受け取ることは、実質的に金の現物保有に近い形となります。
上場する金企業がトークン化された金で配当を支払うのは、今回が初の事例とされています。
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同社のDavid M. Cole CEOは、この配当方針について「事業の力強さと勢いへの自信の表れだ」と説明。金をトークンで届ける仕組みが同社の差別化につながるとの見方を示しました。
テザー社も同日、この取り組みを公表しました。
同社は2025年6月にエレメンタルロイヤルティ株の約31.9%を取得しており、大株主でもあります。Paolo Ardoino CEOは、XAUTによる配当が金とデジタル資産を結ぶ試みになるとの見方を示しました。
金企業によるトークン化資産での配当という前例が生まれたことになります。
詳細な手続きが明らかになれば、金と暗号資産の接点はさらに広がる可能性があります。
