こんにちは、コインパートナーです。1月5日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。
年末年始のビットコイン(BTC/USDT)は、クリスマス相場の薄商いを経て9万3000ドル付近まで反発する展開となりました。12月中旬の8万5000ドル付近の安値から徐々に買い戻しが入り、年明けにかけて上昇基調を取り戻しています。現在は下落トレンドからのレンジ相場に移行しつつある重要な局面を迎えています。
テクニカル的には、4時間足のMAが上向きに転換しており、94,400ドル付近のレジスタンスラインを目指す動きが期待できます。ただし、4時間足RSIは買われすぎ圏に近づいており、短期的には押し目を待つのが賢明でしょう。日足レベルではMAがまだ下向きのため、94,000ドル〜84,000ドルのレンジ相場となる可能性も視野に入れておく必要があります。
今週はISM製造業景況指数、12月雇用統計と重要指標の発表が控えています。特に雇用統計は、FRBの金融政策見通しに直結するため、ビットコイン相場に大きなインパクトを与える可能性があります。基本戦略としては押し目買い目線が有効と考えています。
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート

日足チャートでは、10月の史上最高値付近からの調整局面が継続しています。依然として中長期MAは下向きに推移しており、中期的なトレンドは弱気のままです。
現在価格は約9万2000ドル付近で推移しており、12月の安値8万5000ドルからの反発局面にあります。日足ベースでは94,000ドル付近が75MAとレジスタンスが重なる地帯となっており、ここが強いレジスタンスとして機能する可能性が高いと見ています。
中長期MAが下向きのままであることから、仮に94,000ドル付近まで上昇したとしても、そこで跳ね返される展開も想定されます。94,000ドル〜84,000ドルのレンジ相場に移行する可能性が高く、レンジブレイクの方向性を見極める週となりそうです。
BTC/USDT4時間足チャート

4時間足では、注目すべきテクニカルの変化が見られます。年末年始のレンジ相場によりチャートはMA上に抜けてきており、各MAが上向きに転換しています。これは短期的な上昇トレンドへの転換を示唆しています。このMAがサポートとして機能すれば、94,400ドル付近のレジスタンスの突破の可能性も期待できます。
ただし、4時間足RSIは買われすぎ圏(70以上)に位置しており、ここからさらに急騰するにはエネルギーの蓄積が必要です。RSIの過熱感を考慮すると、一度押し目を作ってから再上昇するシナリオがメインとなります。
4時間足MAがサポートラインとして機能するかどうかが今週の最大の注目ポイントです。MAでサポートされながら推移できれば、大きな上昇波動のスタートとなる可能性があります。
今週の注目指標
今週は新年最初の重要経済指標が発表される週です。以下の発表には特に注意が必要です。
1月5日(月)24:00
米国ISM製造業景況指数
ISM製造業景況指数は、毎月第1営業日に発表される景気の先行指標です。50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退を示唆します。12月は48.2と50を下回る弱い結果となりました。今回50を上回れば、景気回復期待からリスクオンの流れでビットコインにもポジティブな影響が期待できます。逆に、予想を大きく下回る弱い結果となった場合は、景気後退懸念からリスクオフでビットコインにも売り圧力がかかる可能性があります。
1月9日(木)22:30
米国12月雇用統計
今週最大の注目イベントです。12月中旬に発表された10・11月分の雇用統計では、失業率が4.6%まで上昇し、労働市場の減速が鮮明になりました。今回の雇用統計の結果次第で、FRBの1月FOMCでの利下げ観測が強まる可能性があります。
雇用者数が予想を下回り、失業率が上昇した場合、「景気悪化→利下げ期待上昇→ドル安・リスク資産上昇」の流れでビットコインにはポジティブに作用する可能性があります。一方、予想を大幅に下回る悪い結果は、景気後退懸念の台頭でリスクオフとなり、ビットコインも売られる展開も考えられます。結果発表後のボラティリティに警戒が必要です。
今週の注目の注文ポイントについて解説します。
今週は4時間足MAの上向き転換を受けた反発局面と、重要経済指標の発表が交錯する週となります。基本的には押し目買い目線で、上昇後の戻り売りも視野に入れた戦略が有効です。
- エントリー9万3000から9万4500ドル段階的に売り注文
- 利益確定8万5000ドルで全利確
- 損切り9万5000ドル上定着で損切り
- エントリー8万5000ドルで買い注文
- 利益確定9万4500ドルで利確
- 損切り8万ドル下定着で損切り
相場一言アドバイス
「1月アノマリー」とビットコインの関係
株式市場では「1月効果」と呼ばれるアノマリーが知られています。これは、1月の株式市場が他の月に比べてパフォーマンスが良いという傾向を指します。ビットコインにおいても、過去のデータを分析すると興味深い傾向が見られます。
ビットコインの1月パフォーマンス

過去のビットコインの1月の騰落率を振り返ると、勝率は約50%程度と、必ずしも高いわけではありません。しかし、注目すべきは「直前の年末相場との連動性」です。12月に下落した年は1月も軟調になりやすく、12月に上昇した年は1月も好調という傾向があります。
今年(2026年)への示唆
2025年12月は、10月の高値から大幅な調整を経験し、月間ベースではマイナスとなりました。この流れを踏まえると、1月前半は引き続き不安定な展開が予想されます。ただし、12月後半から年明けにかけての反発の流れが継続すれば、1月後半にかけて上昇トレンドに転換する可能性もあります。
新年相場で注意すべきポイント
・年始は市場参加者が徐々に戻るため、ボラティリティが高まりやすい
・1月後半にはFOMC(1月27-28日)を控えており、金融政策への思惑で相場が動きやすい
・雇用統計などの重要指標で大きく動く可能性があるため、ポジション管理を徹底する
・レバレッジは通常よりも控えめに設定し、急変動に備える
「新年だから上がる」という期待だけでエントリーするのは危険です。テクニカル分析と経済指標を冷静に分析し、適切なリスク管理のもとでトレードを行うことが、2026年を良いスタートで始めるためのポイントとなるでしょう。
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