米決済大手PayPalが発行するステーブルコイン「PYUSD」が、YouTubeのクリエイター報酬支払いシステムに正式採用され、Web2とWeb3の融合が現実のものとなっています。
2025年12月、世界最大の動画プラットフォームYouTubeは、米国のクリエイター向け報酬支払いのオプションとしてPYUSDを統合しました。これまで銀行送金では数日かかっていた報酬の受け取りが、PYUSDを選択することでわずか数分以内に完了します。特に海外のクリエイターにとっては、高額な送金手数料や為替コストからも解放される大きな変化となるでしょう。
この動きを後押ししているのが、2025年7月に成立した「GENIUS法」です。この法律によってステーブルコインが決済手段として法的地位を獲得したことで、企業は安心してステーブルコイン事業を展開できるようになりました。PYUSDの時価総額は12月時点で38億ドルを突破し、DeFiプロトコルでの運用額も12億ドルに達しています。
さらにPYUSDは、イーサリアムに加えて高速処理が可能なSolanaブロックチェーンでも展開を開始しました。FV Bankが提供するPYUSDの直接預入・米ドル自動変換機能により、企業や個人はPYUSDを通常の銀行口座にある米ドルと同じように扱えるようになっています。YouTubeという巨大プラットフォームが本格的に暗号資産の決済システムを採用したことで、クリエイターエコノミーと暗号資産の融合は後戻りできない段階に入ったといえるでしょう。
参考元:fortune
