アトキンス元委員長の発言とFOMCが市場心理を押し上げ
SECのアトキンス元委員長による「今後2年以内に米国金融市場全体がブロックチェーンインフラへ移行する可能性」という発言は、デジタル資産の透明性向上とリスク管理強化を強調しており、市場にとって中長期的な明確な追い風となっています。
これは機関投資家の参入を促す構造変化を意味し、ビットコインに対しても継続的な需要増加につながるテーマです。
短期的な価格インパクトは限定的ですが、強気のセンチメントを支える材料となっています。
また、今週の重要イベントとしてFRBのFOMCによる金利決定が控えており、市場は「利下げ期待」を優位に織り込みつつあります。
さらに、米議会関係者からはステーブルコイン規制への前向きな姿勢が示され、クリプト市場の制度的な整備が進むことで、投資家にとっての安心材料が増えています。
短期的にはFOMCを前にした上下のボラティリティが発生しやすいものの、1週間単位ではプラス方向への反応が期待されます。
JPモルガン強気継続とクジラの買い支えが下値を固め中
JPモルガンがビットコインの17万ドル予測を維持している点も注目されます。
同社はハッシュレート低下やマイニングコスト上昇といった一部の下押し要因を認めつつも、中長期トレンドは上向きであると強調しています。
また、市場で大きな存在感を持つストラテジー社が約65万BTCの保有を続けており、短期の売り圧力が生じても強固な下支えとなっています。
BTCは87,400ドルから4000ドル幅のV字回復 明確な上昇トレンドへ復帰

価格チャートを見ると、87,400ドル付近から一時91,800ドルへと力強いV字回復を見せており、買いが売りを完全に吸収した形となっています。
やや過熱感はあるものの、まだ続伸余地が残っています。
テクニカル的には明確に上昇トレンドへ復帰しており、市場の需要が供給を上回る局面に入ったと言えます。
これらを総合すると、短期では93,000ドル台を試す展開が有力で、FOMC前後で90,000ドル前後への調整があっても限定的になる可能性が高いです。
中期では95,000〜98,500ドルが視野に入り、制度整備や機関投資家の資金流入期待を背景に堅調に推移すると見られます。
今後1〜3ヶ月にかけて史上最高値を更新する可能性も十分にあります。
